mixiユーザー(id:840598)

2010年09月27日20:27

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土饅頭、そのままでした

 刀は重い、その為に髷物の動きは着物の所作の他に、武士ならば重さをと刀の長さが関わって来ます。

 さて、現在の髷物映画は当たり外れの差が大きいです、で大監督の作品程見ると外したりします。

 例えばね、作品とのイメージとも全く無関係なエイベックス辺りの挿入歌等ね、要注意だったりします。

 加えて最初だけ見せれば話が繋がる筈か、無駄に濡れ場なんぞ有ると、もう映画館でゲンナリしながら、終わるのを待つばかり。

 
 で、その駄作一直線を最後まで見る理由は、所作の動きを見たい事から。

 特に刀では、腰の入り方がシーンの全てを決めてしまいましから、そこだけ抑えて貰えば良しとしています。

 
ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦! 大沢たかおが錦戸亮を抑え1位
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1354992&media_id=25


 で、最近見た映画で全体でのワーストは、鳥刺し。

 日本映画の昔のアメリカ映画の様な典型的な安い欠点が丸出しで、映画のカメラワークも生かしておらず。

 日本映画のレベルが上がって来たのに、何故ここで落すのか、、、

 刀の動きはそれなりに真っ当だったから、良しでしたけれどね。

 豊悦の顔が見る度に土饅頭の様でしたのさ、まあ髷物だから顔立ちには設定で正解だったと思うけれどもね。


 ちなみに、刀の所作として映画化したら面白いと思うのは、刀と時代考証をギッチリ組み立てて「一寸法師」

 と、やはり山手樹一郎作品ですね、現在の日本に必要で有る大事な事が、切々語られています、特に短編集は奥が深いです。
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