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2010年08月03日21:50

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仕事中に「水戸黄門」をみる

8月になって仕事がヒマになった。
4時ごろには、することがなくなる。
休憩室でテレビを観たりする。
この時間は毎日「水戸黄門」の再放送をしている。
いまの黄門さまの里見浩太朗が助さんをやっている。

最後のほうで助さんが煙草の箱のような印籠を見せびらかす。
悪い人たちがみんな、いっせいに土下座する。
実際このようなことがあると、すぐには状況を読めない人がでてくる。
みんなが土下座しているのに「なんだ??なにが起こったのだ????」と立ちすくんだりする。
だけどそういう細かいところまで人物描写していてはドラマがちっとも終わらないのだろう。
北朝鮮のマスゲームのように、みんなそろって土下座なのだ。


それよりもわたしが気になることがある。
クライマックスで助さんと格さんが悪い人たちに取り囲まれて闘う。
悪い人たちは剣道でいう上段の構え、つまり刀を頭の上に振りかざしている。
その姿勢のまま「ダ〜〜!」なんて言いながら助さんや格さんに走りこんでくる。
スキだらけだ。
助さんや格さんが走りこんできた悪い人をやっつけるまで、次の悪い人は待機している。
次の悪い人も上段の構えのまま走りこんでくる。

これでは観ている方もシラケる。
いくら悪い人でも頭まで悪いはずはない。

このような実戦の場合、いちばん良いのは刀を真っすぐ前に、水平に構える。
腕を伸ばしたり縮めたりしながら身体を前後させる。
フェンシングの要領だ。
そこで相手に対して突きを狙う。
一度に致命傷を負わそうとせず、少しずつ相手を傷つけていく。
こうして三方向ぐらいから同時に攻撃する。
いくら助さんや格さんが強くても、じきに絶命するはず。

こういうリアルな戦闘シーンの方が人気が出るはずだ。
主人公たちが死んでしまっては連続ドラマにならないかもしれない。
その場合は、次の週の最初の場面で「なぜかゾンビのように生き返った水戸黄門一行は旅を続けていた」とナレーションを入れれば視聴者は納得するぞ。


以上の内容を、本日仕事中にテレビを観ながら後輩Aに話していた。

「まかみしさんって、どうしてそういうくだらないことばかり考えるのですか?」
と言われてしまったあせあせ
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