東京出張へ行ってきた。
今回観光に行ったのは「明治大学博物館」だ。
大学の博物館は良い。
空いているし、珍しいものがあるし、入場も無料か格安。
ここも入場無料だった。
展示物も充実していた。
日本各地の大学の資料が展示してあった。
わたしが卒業した大学の設立趣意書もあった。
こんなもの初めて見た。お宝だ
明治大学卒業生の英雄、植村直己の直筆色紙。
感動した
弘前で出土した、宇宙人みたいな遮光器土偶。
カワイイ
しかしなんといっても、ここのメインは「鉄の処女」だ。
英語でアイアン・メイデン。
ヘヴィメタっぽい名前だが、ヨーロッパの処刑道具だ。
2メートルぐらいの女性の人形だった。
鉄の処女というだけあって、鉄でできている。
中は空洞になっている。
扉のように前面が開く。
内部には数十センチの釘が無数に飛び出している。
罪人を押し込めて扉を閉めると、ブスリブスリと串刺しになり、出血多量やショック死に至る。
残酷なものだなあ。
人形の顔の部分が神々しく無表情なだけに、よけい不気味だ。
日本ではここにしかない。
ありがたがって、じっくりと拝見した。
ほかにもギロチンや明治時代の絞首台があった。
江戸時代のノコギリ挽きや火あぶりの刑場も再現されていた。
壁には処刑の写真や絵がたくさん貼りつけてある。
獄門磔になった少年の死体写真など、とてもそそられる。
いちばん痛々しかったのは石抱きの刑の再現。
マネキンが三角板の上に正座させられている。
膝の上には45キログラムの四角い石が乗っている。
こんなことされたら痛いだろうなあ。
身体がむず痒くなってきた。
それにしても明治大学は素晴らしい。
これで入場無料だから。
同じ展示物でも国際秘宝館とかだったら2000円ぐらいするぞ。
ミュージアムショップもあった。
「鉄の処女ちゃんボールペン」と「鉄の処女ちゃんクリアホルダー」を買ってしまった
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