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2009年12月31日12:12

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一心寺のお骨仏を見た

もうひとつ大阪観光の話を書く。

一心寺というお寺に行った。
天王寺から歩いてすぐのところにある。
お骨仏がある寺だ。
「お骨仏」というのは人間の骨でできている仏像のこと。
納骨として持ち込まれた何万体の人骨を粉末状にする。
つなぎを混ぜて仏像の形にしてある。

毎年たくさんの人骨が納骨されている。
10年に一つ、新しいお骨仏ができる。
納骨堂には7体のお骨仏が納められていた。
一番古いのが昭和22年作成。
それ以前のものは戦災で焼けてしまったそうだ。
一番新しい平成19年の作品が真ん中におかれている。
坐像の釈迦如来で高さは2メートル弱ぐらい。
さすが骨で出来ているだけあって白く光っている。
それ以前のものは煤で黒く変色している。

年末だからか、たくさんの参詣者がいた。
仏像を指さして
「あそこにおじいちゃんがいてはるで〜」
なんて言っている。

お骨仏になるとお得なような気がしてきた
みんなが毎日拝んでくれるし、無縁仏になって区画整理で墓が破壊される心配もない。
よーし、死んだら大阪でお骨仏になるぞ!


今年の日記はこれで最後。
今日の夜からまた山に行く。
新年は岡山あたりのSAで迎えることになる予定だ。
みなさま良いお年をお迎えください!

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