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2009年12月29日23:16

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インスタントラーメン発明記念館へ行った

次の大阪観光は「インスタントラーメン発明記念館」だ。
梅田から阪急宝塚線に乗り池田駅で降りる。
閑静な住宅街にある。

日清食品の創業者で世界初のインスタントラーメンを発明した安藤百福の記念館だ。
前庭には安藤百福の銅像があった。
カップヌードルの上に乗り、手にはチキンラーメンの袋を持っている。
なんだかギャグのようなモチーフだ。
しかし、これらの発明は世界的なものだ。
世界の食文化を変革した偉大な人物なのだ。

企業博物館だけあって入場無料で嬉しい。
中に入ると、歴代の日清食品の製品が壁や天井に貼りつけてある。
おなじみのカップヌードルやチキンラーメンにもデザインや色違いがあるのだ。
さらには世界各地で販売されている製品も展示してある。
インドやメキシコのカップヌードルなど、一度食べてみたいものだ。

ここのメインはマイカップヌードルファクトリーだ。
白地のカップヌードル容器を買う。
マジックペンで好きな絵を描く。
自分でハンドルを回して麺を入れる。
スープと具材を選んでトッピングする。
機械がフタをして包装してくれる。
自分だけのカップヌードルができあがる。

わたしも欲張って容器を二つ買った。
しかしなにを書けばいいのかなあ??
適当に顔面から血を流した自画像を書いた。


二階へ上がると「チキンラーメン手作り体験工房」というのがあった。
親子連れが小麦粉をこねてチキンラーメンを作っている。
わたしもやりたかったが、これは予約制のようだ。

喫食コーナーでは自動販売機がずらりと並んでいた。
地域限定や新発売のカップ麺を買って、その場で食べることができる。
東北限定の「芋煮どん兵衛」というのを買ってみた。
味の方はそれなり。
やはり芋煮をインスタントにするのは限界がある。

安藤百福がチキンラーメンを発明した作業場のジオラマがあった。
小さな掘っ立て小屋だ。
製麺機などもすべて手動式の粗末なもの。
こんなところから世界の大発明が始まったのだなあ。

わたしが笑ってしまったのはカップヌードルの歴史展示のコーナーだ。
そのなかで、カップヌードルの発売当初の宣伝戦略の紹介がある。

「銀座歩行者天国での試食販売・1日2万食を完売するほどの人気を呼びました。当時、銀座でカップヌードルを食べることが若者たちのファッションとなり、大流行しました」

いまどき銀座でカップ麺なんか食べていたら、かなり変な人だろうなあ。

インスタントラーメン発明記念館は楽しかった。
おみやげもたくさん売っていた。
よい大阪みやげを買うことができた。
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