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2009年12月13日23:55

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天気がいいのに読書ばかり

この週末は天気が良かった。
山に行こうかと思っていた。
でも、なんとなくかったるい。

家でずっと本を読んでいた。
4冊読んだ。
どんな本かというと。

「トニー谷、ざんす」村松友視・著
不世出の天才コメディアン、トニー谷の伝記。
わたしはあまり覚えていないけど、おもしろくて品のいいおじさんという印象がある。
だけど本当は、全盛期のビートたけしと全盛期のタモリをプラスしたような凄い人だったのだ。
たしかにわずかに残された音声を聞いても感動する。
一度ライブで見てみたかった。

「民主主義が一度もなかった国・日本」宮台真司・福山哲郎・著
宮台真司さんは、信頼できる数少ない批評家の一人。
それが現役の副大臣と対談している。
これは読まなくては。
とくに凄いことが書いてあるわけではなかったけど、世間一般の状況がよくわかった。
これで当分新聞は見出しだけ読んでいればOK

「完全教祖マニュアル」架神恭介・辰巳一世・著
新興宗教の教祖になって一儲けするためのマニュアル本。
教義の作り方から教団の運営の仕方まで懇切丁寧に解説してある。
文章も2ちゃんねるを読み飛ばしているようなノリの良さ。
教祖になって贅沢三昧をしたい人は必読の書。

「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい」監修・白川静
「県」という字は切断された首が逆さになっている形からきている。
「伏」という字は墓に埋められた人間と犬の死体だ。
「久」は人間の死体を後ろから木で支えている。
精神病者の妄想のような話だ。
だけどこれは日本最後の碩学者がおっしゃることだ。
漢字の起源を古代中国の呪術から説き起こした白川静のエッセンス。
じつに楽しかった。

ということで、怒濤の読書三昧で過ごした週末でした本本本本
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