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2009年12月03日23:51

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仕事が原因で鬱病になる

うつ病になる人が増えているようだ。
労働組合のほうでもそういう相談がある。

多くの人は仕事をしている。
起きている時間のなかで、いちばん多いのが仕事をしている時だ。
しかも仕事にはストレスがあってあたりまえ。
だから仕事が原因でうつ病になる人が多い。

仕事が原因で怪我や病気になったときは労災だ。
ちゃんとした名前は「労働者災害補償保険」という。
労災が受けられれば、会社をクビにならない。
治療費や休業補償もでる。
治療が長引けば年金もちょっと増える。
いいことばかりなので、仕事中の怪我や病気は労災を申請したほうがいい。

ここで問題なのが「鬱病」だ。
本当に仕事が原因で鬱病になったのなら、もちろん労災だ。
だけど判断が微妙なケースが多い。
申請して認められるのは3割に満たない。

労災かどうか決めるのは労働基準監督署だ。
申請をもらったら、監督署の人たちは審査をする。
係の人たちは「どうしようかなあ??」と漫然と考えるのではない。
ちゃんとしたマニュアルがある。
「職場における心理的負荷評価表」というやつがある。
チェックシートのようなもので、これに当てはめて決定する。

見本は厚生労働省のホームページにある。
これがなかなかおもしろい。
心理的負荷の具体的出来事というのがならんでいて

「達成困難なノルマが課された」

「顧客や取引先からクレームを受けた」

「昇進で先を越された」

「大きな説明会や公式の場での発表を強いられた」

などなど。


職場以外の心理的負荷という項目もある。

「親類の誰かで世間的にまずいことをした人が出た」

「自宅に泥棒が入った」

「失恋、恋愛関係のもつれがあった」

「隣近所とのトラブルがあった」

。。。。。。

うつ病のネタというのは、いろいろあるなあ。

ということで、うつ病の労災認定にも「傾向と対策」がある。
認定してもらうには、チェックシートのどこでポイントを稼ぐか。
またはマイナスのところをどうやって隠すか。

労働組合に、うつ病で相談にきた人がいる。
今月、いっしょに申請にでかける。
どういう戦略で行くか、いま評価表を見て考えている。

難しいなあふらふら
これはかなりの心理的負荷がかかるぞあせあせ(飛び散る汗)
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コメント

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