君が代はダメな歌だ

ＦＮＳ歌謡祭を観ている。
もうそんな季節になったのか。。
今年も終わりだなあ。

日本の歌は好いものが多い。
なのにどうして国歌の「君が代」は、あんなにダメな歌なのだ。
歌詞が悪いという話はよく聞く。
ことばが難しくて意味がわからない。
その内容も「天皇制の独裁支配が永遠に続く」という、ひどいものだ。

でも、わたしがダメだと思うのは曲のほうだ。
国歌というのは、みんなが歌える、口ずさめるようなもののほうがいいんじゃないか？
または思わず聞き惚れるような曲。

なのに「君が代」はコード進行がよくわからない。
ぐちゃぐちゃなので不安定な感じがする。
だからギターで伴奏ができない。

歌い出しの最初の音が「レ」で始まる。
その後も主音はＤ（レ）のままだ。
アカペラの場合、音が合わせにくい。

そして、わたしがいちばん嫌いなのは高音の「レ」が入るところ。
♪きみが〜よ〜は〜　ちよに〜やちよに〜
の「やちよに〜」の「や」だ。
ほとんどの人が、ここで声が裏返る。
格好悪いじゃないか！
「や」だけ裏声になるのを聞くと、いつも笑いがこみあげてくる。

だから「君が代」は、できるだけ歌わないようにしている。
卒業式のときも国歌斉唱を拒否した同級生がたくさんいた。
わたしもちょうどいいから同調して歌わなかった。