mixiユーザー(id:3672419)

2009年11月29日15:50

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『レオン』

哀しい物語だ。

これよりも先に『アンジェラ』を観てるんだけど、同じ様なシーンがここですでに使われていたよ。
「OK・オッケー・」というところ。 
もちろん、自分の作品からの引用ばかりではない。 この『レオン』には、映画マニアたるリュック・ベッソンの“遊び心”がたっぷりだ。
銃弾貫通の穴から光がさしこんでるシーンは、ジョン・フランケンハイマーの「ブラック・サンデー」を想起させる(そうだ。←俺観てないんだけど)
し、レオンが映画館で観る映画は、ジーン・ケリーがローラースケートで踊る「いつも上天気」だが、にもかかわらずゲームでマチルダの出した「雨にうたえば」の歌手をレオンは答えられなかったし!、レオンがやったクイズはジョン・ウェインの晩年の異色作「リバティバランスを射った男」と「OKピルグリム」だそうだし、 マチルダがランチの出前と称してスタンフィールドに近づこうとするところも、ロバート・ワイズの「拳銃の報酬」を想起させるし、 そもそも、少女と大人の男性という設定は、マーティン・スコセッシの「タクシー・ドライバー」を思わせる。
マチルダ役には2000人の中から選ばれたという新鋭ナタリー・ポートマン、 仕事を出すトニー役に、R・デ・ニーロの友人のダニー・アイエロ、 そして、キレた演技が光る麻薬捜査官役のゲイリー・オールドマン、 ジャン・レノ以外のこの配役もまたベッソンの映画的センスの妙味が感じられる。

https://cinemore.jp/jp/erudition/1630/article_1631_p1.html#

……ひとつだけ。
ちょとひっかかるとこあり。 マチルダが一人で乗り込んでいくとこ。
トイレでスタンフィールドに待ち伏せされたが、あそこで撃てなかったんだろうか?


『レオン』を観たら、やはり『ニキータ』も観たくなった。


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