山田正紀、『幻機械象』中公文庫、より。文庫版、1990年10月10日発行。 【日本人に特異的な右脳と左脳の機能差研究から、無中枢コンピューターを構想する大学助手。彼が父の遺品に石川啄木の未発表小説を発見した時、我々の脳に刻印されていた禁忌の謎が次第
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の小説のことを書いてなかった、と思う。 山田正紀の小説を読まなくなってから、だいぶたっているし。けれども、かつて山田正紀（の小説）を、読み続けたことがあったのでした。 なにしろ、私は山田正紀のデビュー作『神狩り』を、SFマガジン誌上で読んでいた
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