昨日と今日、「NHKスペシャル〜海軍反省会・400時間の証言」というのを観た。
3夜連続で、明日も放送するようだ。
戦争が終わってから30年以上がたったとき、元海軍の幹部が集まった。
どうしてあんな戦争をしたんだろうかと反省会を開いた。
反省会は100回以上になり、400時間の討論が続けられた。
証言の一部は本になって出版されている。
太平洋戦争はなぜ起きたか。
〜アメリカを敵視して、軍隊が予算を獲得したかったから。
特攻はだれが命令したか。
〜みんながいやだと思っていたけど、その場の雰囲気に勝てなかった。
つまり
(1)国家システムが封建制度
(2)事なかれ主義
(3)国家戦略がない
ということらしい。
いやになるなあ。
自分の立場とかセクションとかが大事なのはあたりまえだけど。
戦争をどうするかなんてときに、みんながそんなことばかり考えていたんだ。
特攻隊員だって、命令されて作り笑いで死にに行くんだったら
「ぼくは死ぬのが怖いから、いやです。」
という勇気のある人が一人もいなかったんだろうか?
わたしは不思議でしかたがない。
わたしの会社でも、上司の悪口や組織の批判を言う人がいる。
でも、みんな陰口に終わっている。
わたしがあちこちに会社の悪事を告発をすると、みんなびっくりする
ということで、明日もHNK特集を観なければ。
山登りの記録はまた後日。
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