東尾理子
カナダに来て最初、これはなんだろ、と思った、街の至る所で良くみかける木箱「Little Free Library(リトル・フリー・ライブラリー)」
こちら、地域の本の交換箱なんですって。
日本でいう「街角の本棚」に近いですが、文化として根付いていて、住宅街を歩いていると本当にたくさん見かけます。
どう使うの?
ルールはとてもシンプルで、
* 読みたい本があれば自由に持って帰ってOK
* 家で読み終えた本を入れてもOK
* 本がなくても借りて大丈夫
* 返却は必須ではなく、別の本を入れてもいい
「Take a Book, Leave a Book(本を1冊持っていき、1冊置いていこう)」という考え方ですが、厳密なルールではなく、お互いを信頼して成り立っています。
とにかく100mおきにあるくらい、可愛いデザインの木箱がたくさんあるのですが、読書好きの人が多く、地域コミュニティを大切にする文化があるからだそうです。
この本箱は、
* 近所の人同士の交流
* 子どもの読書機会づくり
* 本のリユース
* 「ちょっと立ち話」を生む場所
として親しまれていて、最近では本だけでなく、
* パズル
* ボードゲーム
* 植物や種
* フードパントリー
* 手芸用品
などをシェアする箱も増えているそう。
この本箱は「誰かを信用する」という前提で成り立っていて、もちろん鍵もなく、
「必要ならどうぞ」
「余裕があれば次の人へ」
という考え方が自然に街の中に溶け込んでいて、地域の温かさを象徴している存在だと思いました。
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