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2026年06月29日07:52

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神武以来の美少年。清らかな心で本質を衝いた。特選

美輪明宏さん死去 91歳 老衰のため 公式発表【全文】 約3ヶ月前に体調を崩し…最後の“一言”を伝える
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8845771

神武以来の美少年。
三島由紀夫や江戸川乱歩など、そっちの気がある人が夢中になったそうですが、美輪明宏さんご自身は、LGBTの尊厳を考え、「どうせおかまだから」といったおすぎを、徹底的に批判し絶縁したという話があります。

実はここに、性愛的な関係の本質があります。
サルトルは『水入らず』で主人公に
「私にはなぜお尻なんて恥ずかしいものがあるの?」
と言わせました。ここです。

その人の性的魅力とは、本人の意向とは無関係に人を惹きつけます。
だから、時には、「異性を誘っている」と思われてしまう。美輪さんは、その緊張感と戦い、三島由紀夫にも靡かなかった方です。だが、だからと言って美しさを放棄しなかった。放棄したらそういう理不尽な他者の視線に負けてしまうからでしょうか。
(おかまとは、ゲイ用語で女装などして売春する人。だからあの世界で軽蔑されるから、差別用語だそうです)

ところで、
「私にはなぜお尻なんて恥ずかしいものがあるの?」
そういう他者の視線を内面化してしまうのが普通の人でしょう。

別に性や恋愛だけではありません。
わかりやすいのは、進路です。
身長190�僂僚�子中学生は、自分は卓球をやるよりバスケットをやった方が有利だと思う。数学が苦手な高校生は、自分は私立文系だと思う。そういう戦略です。ありふれていますが、美輪さんはそれをせず、自分の楽しみのために化粧したのでしょう。

美輪さんの原点は、

実家は、料亭やカフェーのほか風呂屋も経営していた。家庭風呂などない時代であり、良家の者も風呂屋に通っていた。立派な身なりの人がコートからだんだん脱いでいって、さぞかし立派な裸だろうと想像していたら、気の毒なほど貧相な体であったり、逆に労働者が臭うような野良着を着て堂々と入ってきたが、ところが裸になるとマイヨールの彫刻のような素晴らしい体をしていた。それを見た丸山は、「着るものなど嘘っぱちじゃないの!この裸のままが本当の人間なんだ」と感じ、それ以降、人を見るときに容姿、容貌、年齢、性別、身分、国籍、学歴、着ているもの、持っているものなど目に見えるものは見なさんな、見えないものを見る、それは心だ! そういう意識が幼心に芽生えた。

カフェーではありとあらゆる人が身分を隠して来ていたが、そこには神父もいれば教師や政治家もいて、はじめは紳士然としていても酔うほどに正体を現して、ホステスのスカートの下や着物の裾から手を入れたり頭を突っ込んだりして引っぱたかれ、頭から酒をかけられてニヤニヤしていたが「この人の昼間の顔何なの? これが本当の姿なんだ」と、ものを見る目がそうなってきたため、心が揺るがなくなった。

(Wikipediaより。『美輪明宏「 目に見えるものは見なさんな」完全版』など、引用の出典がわかります)

とあるように、少年のころです。
大人になってから後天的に世の中を知ったのではなく、もう、少年のころから、運命として世の中の本質を掴んでいたのでしょう。天与の美貌と美声同様に。

ご冥福を衷心よりお祈りいたします。

ところで、これはいいです。
https://iyashitour.com/archives/20107/2
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