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2026年04月06日09:43

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2026年4月06日(月曜日)

『女性が輝いて』

高市総理大臣は、もしかすると、あの大奥を管轄していた大奥年寄(老女)」の意識を手にされているのか、それとも前世が蘇られているのかは定かではありませんが、日本の女性のとても高い能力が示されたのが大奥です。

「年寄」は、大奥の中にある“千鳥の間”で、まったく動くこともなく、女中からの問い合わせのすべてに指示を出していたといいます。
地位は、幕府の閣である「老中」と同等とされていて、「御三家」などの大名屋敷にも招かれ、政治的なことを頼まれてもいました。
年寄は、自分の宿舎に女中を10人以上も召し抱えていました。
彼女たちは、年寄の食事の用意や、身の回りの世話などをしていましたからね。
年寄の給金は、基本給五十石、合力金が80両‥‥これは(金1両=12万円とすると)1560万円くらいになります。
そのほかに十人扶持(じゅうにんぶち)、油・薪の手当、町屋敷も支給されていました。

大奥年寄の下には、「御客会釈(おきゃくあしらい)」「中年寄(ちゅうどしより)」「表使(おもてづかい)」「祐筆(ゆうひつ)」「御錠口(おじょうぐち)」「呉服間(ごふくのま)」といった職制もありました。
大奥とは、世界でも稀な女性だけの運営組織で成り立っていたのです。

私も女性です。女性が輝くのはとても嬉しいことです。
平成元年の7月でした。
憲政史上初の女性党首が誕生した時の嬉しかったこと。
土井たか子が率いる社会党は、女性候補者を多数擁立して高い支持率を得たことから、「マドンナ旋風」と呼ばれましたよね。

この時、自民党が結党以来初の過半数割れを起こしましたが、当時の争点は「リクルート事件」と「消費税導入の是非」、そして「宇野首相の女性スキャンダル」でした。
この1か月前には、中国・北京の天安門広場でいわゆる「天安門事件」も起きていました。
また、11月、ベルリンの壁は崩壊しています。

それよりも、平成元年といえば、まだロシアではなくソヴィエト連邦の時代でした。12月には、日経平均株価は史上最高値の3万8957円44銭を記録。
まったく同じとは思いませんが、土井たか子時代到来劇と、高市早苗劇場とが、どこか似ている気がして仕方ありません。


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