“二重価格”で物議のラーメン店 入居施設の保有である大阪市の担当者が明かした「今後の対応」
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好みの問題だから「好き」とします。
昔、神保町に「さぶちゃん」というラーメン店がありました。そこが好きでした。
食べると、なんとも言えない連帯感のような、何かへの親しみの感情を覚えました。
✕大学文学部の学生は、本探しで神保町に行くときにここに寄る
というようなセクショナリズム的な連帯感ではありません。神保町は特定の大学の城下町でもないですし、ビクトリアの店舗などもありました。かなりの数のサラリーマンも混じっていました。
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今から思うと、「オレが、オレが…」という自己主張がないラーメンだったから、
集合的無意識のようなものに触れたからでしょう。
難しい説明で恐縮です。
集合的無意識とは、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E5%90%88%E7%9A%84%E7%84%A1%E6%84%8F%E8%AD%98
要するに、個人を超えて共有されている無意識です。
たとえば、巣穴の入り口が複雑なアリの巣に、氷砂糖の塊のような大きな餌を運び入れるアリを観察すると、まるでアリが話し合っているかのように分業して合理的に運ぶそうです。それは、アリの集合的無意識があり、そこから指令のようなものを受けていると説明されます。
まさに、ネギが散っていて、甘そうなメンマとチャーシューが乗ったさぶちゃんのラーメンをみたとき、「コレだよ! コレ!」と思わず感激する、あの時の心理です。
ところで、おもしろいことに、うまい店にはしきたりがあることがあります。
そのしきたりは、昔ながらの味の面では保守的な店に多く見られます。
飲み屋の場合、他人に話しかけてはいけないなど。あるいは、一度に全てを注文しろ、あるいは逆に、いっぴんずつしか注文してはいけないなど。
立石の宇ち多(漢字に濁点がつく)などが典型です。
中には偏狭だとして嫌う人もいます。
自由が丘の金田などは、熱狂的な賛成派から、「金田酒学校」などと呼ばれています。
賛否はいろいろでしょう。
だが、よく考えると、客のことを考えているルールです。
誰しも経験があると思いますが、
隣のおっさんが話しかける。いい顔をしていたら、そのおっさんは自分が好かれていると思い、図に乗ってもっと話す。
こういうことを禁止する、新しいレジーム(法律などの制度やルール、しきたり)です。
いや、古いレジームだが、みんな忘れているだけかもしれません。あるスタイルを突き詰めないと、新しいレジームは生まれません。
このケースの場合、
時間を図り、一定以上、居座るなら追加料金を取る。
あるいは、早く食べてくれた人に返金する。
(もちろん日本人も含めて)暴れたりする人がいたら、警察を呼ぶ。そう、英語や中国語で書いておく。
免許証などの提示で、日本人の割引をする
(既婚者や子持ちを減税するのと同じ。「独身税」と内容的に同じですが、「独身税」という名目にしたら該当者は怒り狂うでしょう。)
さぶちゃんは、親父さんが何も言わなくとも、客が、外に並んでいる人に早く順番が回るように配慮していました。
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