よほど、「すっぽん鍋」とだけ書いてアップしようと思いました。
それほどうまいからです。
このうまさは、海外でもそれぞれ発見されていて、ウミガメのスープなどの最高のスープになっています。
ちなみに、ウミガメの卵は食べましたが、殻がピンポン玉のようだったのがとても印象的です。スッポンは内子しか食べたことがありません。
スープの作り方は、さばいて煮るだけ。入れるのは、水、生姜、酒、塩だけ。昆布やカツオを入れる店もあるようです。
さばくときは膀胱をとるだけだそうです。
煮方も鍋の底が真っ赤になるような強火もあれば、鳥の水炊きのような普通の煮方もあります。
いい出刃がないので、作ったことはありません。出刃があったらレパートリーが拡がるのでしょうが、家に凶器は置きたくありません。
拳銃は警察が、出刃包丁は料理屋が持つものだと思います。
それに、あのスープは、差が出るとしたら手際でしょう。煮物やカレーが作り手の味になるという現象がありません。それほど、素材が完璧です。
スッポンスープは、私に、「最高とはなにか」を教えてくれました。
「普通であって普通ではない」とは、大塚の松し滿で会食した美女の言葉です。
いや、そうなんですよね。
最高のものは。
学術の世界では、異様なものが最高だということはあります。しかし、その他では。。
食べ物は、
松し滿の冷やし茶わん蒸し、近江屋洋菓子店のアイスクリーム、横須賀秀幸のかんぴょう巻き、尾張屋の天丼、フォトナムメイソンのアッサムのゴールデンチップ…
人も、同じです。
恋人でも友人でも、普通でありながら代替の利かない関係が、人間関係です。
最初にスッポンを食べると、「ああ。鳥鍋を美味しくしたものだな」程度の感想を抱きます。しかし、その鳥鍋がまずくて食えなくなる。
くらべてみればわかるということです。
あのスープは、わき目も振らず、やるべきことをやっていたら成果が上がった。自分に能力があったからではない。幸運だっただけだ。…というノーベル賞受賞者の心境に近いものを味合わせてくれます。
それから、生き血は本当に効き目があります。
飲むとすぐに体が熱くなりますから、滋養があることは間違いないでしょう。
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