mixiユーザー(id:1417947)

2025年02月07日19:29

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ヘネクラネウムの巻物・・・

 今日のニュースを見ていたら、
 西暦79年のベスビオ火山の噴火で黒焦げになった、
 「ヘルクラネウムの巻物」のほぼ完全な文章を解読したとの
 CNNのニュースを見付けました。
 ヘルクラネウムは、古代ローマの町で、有名なポンペイなどともに、
 ベスビオ火山の噴火で滅びました。
 「ヘルクラネウムの巻物」はベスビオ火山噴火による焼失を免れた
 数百点のパピルスの一つですが、
 炭化しているため、巻物を開こうとすると崩れる状態で、
 何か書かれていたとしても肉眼ではほぼ判読不可能でした。

 研究者らは今回、コンピューター技術や高度な人工知能(AI)を駆使することで、
 極めて脆い文書を開封して損傷させる危険を冒すことなく
 巻物を分析できるようになり、2000文字以上が解読されたとの事です。
 解読に当たっては、「バーチャル開封」と呼ばれる技術を活用したとの事で、
 コンピューター断層撮影(CT)を使って丸まった巻物をスキャンすることで、
 巻物をバーチャル上で平面化したり、
 高度なAIによりページ上のインクを探知したりすることが可能になったとの事です。

 今回の巻物は、ヘルクラネウムの貴族の別荘から発見されたとの事で、
 所有者はルキウス・カルプルニウス・ピソ・カエソニヌスとの説が有力ですが、
 彼は、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の義父です。
 解読された文章には、哲学者ピロデモスの記した言葉が書かれていたとの事です。
 ピロデモスは、エピクロス学派と考えられる哲学者で、
 ピゾの別荘に寄寓していたようです。
 ピロデモスは解読された文章の中で「快楽」について記し、
 手に入る物の豊富さが快楽の量に影響を与えるかどうかを考察しているとの事で、
 最初の文章には
 「食べ物の場合と同じく、わずかしかない物の方が
  豊富に存在する物よりも断然大きな快楽を与えるとは、にわかには信じがたい」と
 書いてあるとの事です。
 エピクロス学派は快楽主義とも言われていますが、
 快楽についての著述が出て来たのも面白いと思いました。


【今日の一句】
 DVD いずれ観るかと 山になり


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