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2025年02月03日18:33

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富拉爾基行き・・・

 富拉爾基ご存知の方も少ないかと思います。
 富拉爾基は地名で、フラルキと読みます。
 現在は中華人民共和国黒竜江省チチハル市の市轄区になっています。
 昔、満州国があった時にもあった街で、浜洲(ヒンシュウ)線の駅もあります。
 浜洲線は、中華人民共和国黒竜江省のハルビン駅と
 内モンゴル自治区の満洲里駅を結ぶ、全長935 kmの鉄道路線で、
 中華人民共和国とロシアのシベリア鉄道を結ぶ幹線との事です。

 我が家に、1943年(昭和18年3月20日)に発券された
 宇都宮から富拉爾基行きの切符が2枚あります。
 当時の事ですから、当然硬券です。
 宇都宮の駅名は印刷されていますが、富拉爾基は手書きです。
 経由地が書いてあるのですが、達筆過ぎて読めません。
 料金は、片方が83円15銭で、もう一方は72円35銭です。
 安い方の切符には〇に公のゴム印が押してあります。
 この2枚は、お袋のアルバムに貼ってありました。

 親父とお袋は、昭和18年4月5日に入籍しています。 
 当時、親父は満州の富拉爾基に駐屯していました。
 結婚式で親戚が集まった写真が残っていますので、
 内地に帰って結婚して、二人で満州に戻った時の切符のような気がします。

 お袋は、富拉爾基でしばらく一緒に生活したようです。
 切符のあったアルバムには、富拉爾基かチチハルなどの写真が何枚かありました。
 僕の母方の祖父も遊びに行ったようです。
 その頃の満州は、平穏で物資も豊かだったようです。
 内地に酒や羊羹を送ったと親父がテープの中で語っていました。

 先日、新聞社の取材を受けた話を書きました。
 その時、富拉爾基迄の切符がある話をしました。
 今日、追加の取材と言う事で、記者が自宅に来ました。
 それなので、その切符を見せてあげました。
 そんな事から、切符の事を書きましたが、
 親父やお袋が存命だった時に、
 もっと満州の事など聞いておけば良かったと改めて思いました。


【今日の一句】
 腹いっぱい 食べて眠れば 豚になり

 牛かも知れませんが・・・
 

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