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2024年03月23日09:58

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ブタ腎臓の移植。興味深い、知の問題。藤沢秀行棋聖の言葉

■ブタ腎臓を男性患者に移植 米東部の病院が世界初の快挙 移植の“臓器不足”に光か
(TBS NEWS DIG - 03月22日 11:59)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7796595

前も話しましたが、ガストン=バシュラールが、「全ての知は、近似的認識だ」と言っています。その通りと思います。ある限られた世界、地平の中で成立するのが知です。

なぜ、出血が止まるか 「かさぶたができるから」→「血小板が凝固するから」…と、機構や原理が大まかであるから近似的であるという認識もありますが、

節約すると豊かになる など、個人には当てはまるが、集団には逆に作用する
という認識もあります。

ブタ腎臓は、そういうものでなければいいとおもいますが。

かつて、囲碁の藤沢秀行は、「自分は囲碁は20%しか理解していない」といったことがあります。
ここが面白いのですが、囲碁は、隅の死活のように、誰がどう考えても、こうなる…という真実があります。それは、今後、どんな天才が出現しても崩れないでしょう。「三平方の定理は、実は間違いだ」ということが考えられないのと同じです。

ところが、隅の死活の波及効果(できた厚みがどう働くか、どのような劫建てができるかのバリエーションは無限にあり、一部しか見定められない。こういうことを藤沢さんは言っているのだと思います。

腎臓だけをみれば成功でしょうが…その先は、わかりません。
(そういう不安は情緒的であり、「種痘をすると角が生える」と同曲のものかもしれません。だが、問題は、情緒的ではない完全な真理を我々は持っていないということです)
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