先日、家にいた時の事です。
チャイムが鳴ったので、玄関に出てみたら、見知らぬ男性が立っていました。
僕よりは、結構年上のような感じの人です。
その人が、自分は民生委員なので、独居老人の住まいを訪問していると言います。
確かに、僕は70歳を超えましたし、一人暮らししていますので、
独居老人である事は間違いないのだと改めて気が付きました。
その方も、どちらが民生委員か分からないと言っていましたので、
僕の方が若いと思われたのかも知れません。
民生委員は、どうも独居老人のリストを持って歩いているようです。
食事はキチンと食べているかとか、入浴などの日常生活が出来ているか、
身体の不調はないか、普段話をする人はいるか、など
何項目かのチェックリストがあるようで、それらに問題ないと答えて置きました。
これも少し前の事ですが、埼玉県の県議会で、
自民党の議員団から、いわゆる「留守番禁止条例」が提案されました。
子どもを一人にしてはいけないとの内容の条例案だったと思いますが、
子育て中の親御さんたちから、悲鳴に近いような反対の声が上がり、
この条例案は撤回せざるを得なくなりました。
その時、僕は子供の頃、留守番が大好きだったなぁと思い出していました。
小さい頃、両親と弟の4人家族でしたから、
留守番を仰せつかるのは、弟とお袋が出掛ける時位で、
そんなに多くはありませんでしたが、それでも時々ありました。
一人で好きに遊んで、好きな食べ物を勝手に食べて、
勉強しろと言われる訳ではなく、とにかく自由気ままでいられるので、
天国にいるような感じがしていました。
そして、大人で一人で住んでいる人を見たり聞いたりすると、
学校に行かなくても良い大人が一人でいられるのは、
羨ましいなぁと思っていた記憶があります。
民生委員の訪問を受けて、僕が独居老人である事を再認識させられた訳ですが、
留守番の言葉で思い出した事を併せて考えて、
今、僕はとても幸せな状況なのかも知れないと思いました。
まだ少し頼まれ事で出掛けなくてはいけない場合もありますし、
断捨離や家の中の片付けなど、
やらなくてはいけないと思っている事が頭から離れないので、
自由であると言う認識がありませんでしたが、
好きな本を読み、映画を観て、数独やらパソコンのゲームなどで遊んで、
眠くなったら昼寝をして、自由気ままに過ごしています。
もう少し独居老人生活を楽しんだ方が良いのかも知れないと思った次第です。
【今日の一句】
得意技 寝技に持ち込み 抑え込み
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