昨日で、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出開始から1カ月になりました。
僕が疎かったのだろうと思うのですが、
実際に放出が開始されてから、
全部放出するのに30年間掛かるとの話を聞いたような気がします。
当然知っている人は知っていて、報じられた事もあったのかも知れません。
そんなに時間が掛かるのならば、
もう半年や1年待って、
中国など反対している国とよく話し合っても良かったのにと思いました。
結果論ですが、放出を強行した事により、
中国は日本の水産物の輸入の全面禁止の措置を取り、
輸出先を失った水産業者に対し、損失を補償する事になりました。
大体、放出を急いだ理由と言うのが、廃炉作業を進めるに当たって、
新しい施設を建設する事でしたが、
単純に計算すると、現在約1000基あるタンクの内1年間で
30基きりスペースが空かない事になる訳で、急ぐ話ではないような気もしました。
昨日の福島民報が報じた所によると、
廃炉作業に必要な施設整備のためにタンクを撤去する方針ですが、
タンクの解体で出る廃棄物の減容化や置き場の見通しは立っていないとの事です。
さらに汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化する過程で出る
放射性物質を含む汚泥(スラリー)の保管場所も満杯に近づき、
対応に迫られているとの事です。
東電は福島第1原発の廃炉作業を進めるために
使用済み核燃料や溶融核燃料(デブリ)などの保管施設、
デブリ取り出しに向けた訓練施設、試料分析施設などを整備する計画で、
タンクを撤去して敷地を確保する方針との事ですが、
東電の担当者は
「いつ、どのようにタンクを処分するかはまだ決まっていない」と
現状を打ち明けたとも報じられています。
その理由の1つが、解体した鉄製タンクの減容化のめどが立たない事で、
構内では金属やコンクリートなどの廃棄物の
減容化処理設備の設置作業が進んでいますが、
この計画策定時に、タンクの廃棄物は含まれていないとの事です。
早い話、タンクの中身は放出する事で片付きますが、
その入れ物の処分の目途が立っていないようで、
更に、汚泥の処理も目途が立たっていないようです。
この話を読んで、僕は余りにも杜撰なのに驚いてしまいました。
こんな事で、日中関係に大きな軋轢を生じさせてまで、
処理水の放出を強行した訳で、何を考えているのかと思いました。
どうしてこんな事になったのでしょうね?
東電の技術者がこんな杜撰な事をするとは思えないのですが。
福島民報の記事は下記のアドレスで読む事が出来ます。
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20230924110747
なお、明日は所用により日記などを休ませて頂きますので、
お含み置き下さい。
【今日の一句】
いい大学 東大ならば 数多い
東京大学、東京芸術大学、東京女子大、東京工業大学 東海大学・・・
略称東大は多いですが。
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