祝日の「敬老の日」は昨日でしたが、
老人福祉法の定める「老人の日」は依然として9月15日です。
そんな事もあるのでしょう、厚生労働省は15日に、
全国の100歳以上の高齢者が過去最多の9万2139人になったと発表しました。
昨年から1613人増え53年連続で増加しているとの事です。
全体のうち女性が8万1589人と88.5%を占め、男性は1万550人です。
2023年度中に100歳になる人は4万7107人(前年度比1966人増)との事です。
最高齢は、大阪府柏原市の女性で、
1907(明治40)年4月25日生まれの116歳、
男性の最高齢は千葉県館山市の方で、
1911(明治44)年11月6日生まれの111歳です。
人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は73.74人で、
都道府県別では、
島根が11年連続最多で155.17人、次いで高知146.01人、鳥取126.29人で。
埼玉が44.79人で最も少なかったとの事です。
栃木県では、100歳以上となる県内高齢者は
前年度比27人減の1217人になります。
女性は44人減の1070人、男性は17人増の147人で、
統計の残る2005年度以降、初めて減少したとの事で、
何故、栃木県では減少したのか、県でも分からないようです。
23年度に100歳になる県内高齢者は15人増の678人との事です。
これに対して、人口などについて所管する総務省は、
「敬老の日」の前日の17日、
人口推計を発表し、65歳以上の高齢者は前年より1万人減って3623万人で、
総人口に占める割合は前年から0,1ポイント増の29.1%で
過去最高を更新したと公表しました。
総人口に占める高齢者の割合は、
2位のイタリア24.5%、3位のフィンランド23.6%に比べ突出しているとの事です。
うち80歳以上は27万人増の1259万人で、
割合が10.1%と初めて10%を超えたとの事です。
65歳以上の人数がマイナスとなったのは、
比較可能な1950年以降初めてで、
過去1年間に、新たに65歳に到達した世代が少ないのが要因のようです。
しかし、中期的には増える見込みで、
国立社会保障・人口問題研究所は
2040年に3928万人、総人口の34.8%になると推計しています。
厚生労働省と総務省とそれぞれ所管が違うのは仕方ないとは思うのですが、
高齢者の問題について、老人の日と敬老の日に分けて公表するのも、
縦割りの感じがして、どうかなぁと思いました。
「老人の日」が百歳のいわばおめでたい話であるのに対し、
「敬老の日」には、高齢者の総人口の割合は、
どちらかと言うと暗い感じの数値になっていて、皮肉な話だと思いました。
本来ならば、高齢者が増える事は、
長寿に恵まれる人が増える事で暗い話ではないのかも知れませんが。
最近、「人生百年時代」との言葉を何度か見ました。
2023年度の男の平均寿命は 81.05 年、女の平均寿命は87.09年で、
コロナの影響を受けたのか2年連続で下がっていますが、
90歳を迎える可能性は、男性25.5%、女性49.8%との事ですから、
人生百年時代も、あながち大袈裟な表現ではないのかも知れませんね。
【今日の一句】
半額だ 七割引きまで 待ってよか
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