これだけで、敬語の小テストは十分だ、この中から出すというものです。
いくら旧設医大でも、私立理系。手加減したつもりですが、結構、難しくなりました。
敬語の一般的な注意点
1 必ずしも身分差によらない。
2 二方面の敬意は、普通はつけない。
3 敬語の種類と定義さえわかれば、使い分けは必要ない。
(たとえば、お客様には「…」を、上司には「…」を使うという区別はない。あるとしたら天皇皇后両陛下だけ)
4 敬意の軽重は気にしない。
尊敬語の注意点
1 二重敬語は、現代語にはない。
✕「お話になられる」✕「お出かけになられる」✕「召し上がりなさる」
2 過剰敬語に注意
✕「お安らかなお顔でした」✕「社長は企画書をお取りになり、しばらくご覧になった後、『よくできている』とお声をおかけくださいくださいました」
3 「お…する」は、謙譲語。尊敬語は、「お…になる」
✕「お客様がご到着しましたので、開会します」
4 敬語専用の表現を使わなければならないこともある。
✕「お食べなさる」〇「召し上がる」✕「お知りになる」〇「ご存じだ」
5 身内には使えない
✕「お母さんがおっしゃいます」
謙譲語�気涼躇嫖�
1 敬意をもって行った表現でないと、使えない(古文との相違点)
✕「社長は、課長を別荘にご招待した」 ✕「犯人は、社長に脅迫状をお出しした。」
2 尊敬語は、「お…になる」「お…する」が、謙譲語。
✕ 「ご連絡する必要はありません。」
3 当然、相手には使えない。
✕ 「どうぞ、熱いうちにいただいてください」
4 敬語専用の表現を使わなければならないこともある。
✕「社長にお上げする」〇「社長に差し上げる」
5 身内には使えない
✕「お母さんにお話します」
謙譲語�兇涼躇嫖�
1 動作の向かう先(対象)に対する敬意はない。
〇「来週、叔母のうちに参ります」
2 しかし、「改まった気持ちで述べる」のにふさわしくない対象には使わない。
✕「サツにバレた。豚箱に参ります」
〇「年貢の納め時です。刑務所にお勤めに参ります」
「会う」 → お目にかかる(謙譲)
「あげる」「与える」 → 授ける、下さる(尊敬) 差し上げる(謙譲)
「集まる」 → 一堂に会す(丁寧)
「行く」 → 伺う(謙譲)、参る(謙譲2)、いらっしゃる、おいでになる、お越しになる、お見えになる(尊敬)
「忙しい」 → ご多忙、お取込み(ただし葬式などのトラブルがあった際に使う)、ご多用(尊敬)
「いる」→ おります(謙譲2)
(「敬語の指針」の「おる」は、ケアレスミス)
、いらっしゃる、おいでになる(尊敬)
「言う」 → 申し上げる(謙譲)、おっしゃる(尊敬)
「受け取る」 → 、頂戴する、いただく(謙譲)、ご笑納する(尊敬) 例「ご笑納ください」(依頼の場合だけ)
「贈る」 → 差し上げる(謙譲)、
「(尊敬するべきところから)帰る」 → おいとまする 失礼する(謙譲)
「借りる」 → 拝借する(謙譲)
「考え」 → 存念、愚考、(謙譲2)、お考え、ご叡慮(尊敬)
「来る」 → 参る(謙譲2) いらっしゃる、おいでになる、お見えになる(尊敬)
「来てもらう」 → お越しになる、お運びいただく(尊敬)
「着る」 → お召しになる(尊敬)
「聞く」 → 拝聴する、うかがう、承る(謙譲)
「断る」 → ご辞退します、お引き受けできません、ご要望に沿いかねます(謙譲)
「される」 → していただく(謙譲)、あずかる(謙譲、謙譲2) 例「ただいま、ご紹介にあずかりました田中です」
「参加する」 → お見えになる(尊敬)いらっしゃる(尊敬)
「死ぬ」 → 逝去、永眠、他界、(以上は謙譲2でも丁寧ととっても可)、
「知る」 → 存じ上げる、と伺っている(謙譲)、ご存じだ(尊敬)
「知らせる」 → お耳に入れる(謙譲)
「座る」 → おかけになる(尊敬)
「食べる」 → 頂戴する、いただく(謙譲)、召し上がる(尊敬)
「付き合う(交際する)」 → 懇意にしていただく(謙譲1)
「(いただいた伝言を)伝える」 → 申し伝えます(謙譲2)
「同意する」 → 承知する(本当は「了解する」の方がいい。誤用が定着したケース 謙譲) ご承知だ(尊敬)
「盗む」 → 失敬する(謙譲)
「寝る」 → お休みになる(尊敬)
「(車などに)乗る」 → お召しになる(尊敬)
「訪問する」 → 伺う、お邪魔する(謙譲)、いらっしゃる お立ち寄りになる お見えになる(尊敬)
「見る」 → 拝見する(謙譲)、ご覧になる(尊敬)
「見せる」 → お目にかける 御覧に入れる(謙譲)
「もらう」 → いただく、頂戴する(謙譲)
「(自分のところに来てくれと)よぶ、よびつける」 → お召しになる(尊敬。尊敬の度合いが非常に高い表現)
「読む」 → 拝読する(謙譲)、ご覧になる(尊敬)、お目通しになる(尊敬)
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