マスクをとって生活し始めたある人が、
匂いがキツいと言っていました。私も少しの間、外して生活してみましたが、同感です。
他人の整髪料やら生乾きの下着やら、得体のしれない匂いが気になります。
そういえば、禁煙したとき、異様に嗅覚が鋭くなりました。アルバイトのヘアスプレーの銘柄が変わったのさえわかるほどでした。今は、その感覚はありません。してみると、脳が必要のない感覚をシャットアウトアウトしているのでしょう。
だから、事故に遭って怪我したとき、後から痛くなるといいます。現場から安全なところに避難しなければならないときは痛くないが、救急車に乗って「助かった!」と思ったら痛みだすと。
これも脳が感覚をコントロールしているからでしょう。
羞恥心も同じです。
脳が必要だと判断した感情で、本来、脳内で完結するはずのものです。しかし、対人関係だから、外化しないといけないので、身体の部位や行為などに当てはめているだけです。
普通、恥ずかしいところというのは、性と結びつくところだと考えられています。
ところが、サモアの女性は、ヘソが恥ずかしいといいます。
性と結びつくところが恥ずかしいのは、自然な連想からそうなっているだけで、本質的なことではないのではないかと思っていました。
どうも、その考えが正しいようです。
マスクを取ると恥ずかしいという女性がいますから。恥ずかしいとは、変化のとき覚える感情でしょう。外すというその瞬間に。
羞恥心だけではなく、喜びや悲しみも同じです。
試験に合格したとき、飛び上がるほどうれしいですが、入学したら当たり前になります。
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