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2021年09月22日15:02

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「コロンブスがアメリカ大陸を発見した」「日本人が奄美の滝を発見した」奄美スウィートナイアガラ、ナアンて名前にならなくてよかった。。

まあ、ひどい差別です。

私は一コマだけ方言を教えるときに、奄美の言葉を例にとりました。
日琉語族 琉球語群 北琉球語派 奄美語 
調べれば調べるほど、方言というより独立した言語と言った方がいいと思いました。もっとも、ユネスコなども方言と言語の差をはっきりとは立てていません。したがって、方言か別言語かという考察自体が無意味だという意見もあります。しかし、ドイツ語とオランダ語以上に意思疎通出来ないから、別言語といった方がいいでしょう。

問題は同じ語族だということです。SOV型であり膠着語である(活用語尾、助動詞が付く。語感に意味がある。ちなみに活用語尾と助動詞は区別する必要はないかもしれない)から、容易に混じるということです。
たとえば、東北方言に「スムージー」を入れると、いわゆる標準語と構造が同じですから、「おら、スムージーさ飲みてえ」と簡単に取り入れられます。しかし、男性が飲むものには、チャ、女性が飲む者にはチェがつく言語に、「スムージッチャ」「スム―ジチェ」などと変化させて取り入れるのは難しいです。

奄美の若者は、カラオケで本土のヒット曲を歌えますし、日本語の本も読めます。日本語からの語彙を混ぜてコミュニケーションできます。ですから、島の外、特に関西や関東の学校で学ぶ人が何世代にも渡って出ると、奄美語は変化します。

結局、日琉に共通した言語構造、インフォーマットの探し方などを教えました。母音の数は七つです。だから、そもそも、平仮名で表記しきれない言葉です。「奄美語」というタイトルの講義ではなかったので、三十分とるのがせいぜいです。詳しくは教えられませんし、第一、講座担当者の私には「奄美語」の技能はありません。

変化し死滅する恐れがあるからこそ、一時、教育学部で方言の保護と重視ということが言われました。
もちろん、直接の保護の対象となる、言葉、大島紬などの特産品、料理や舞踊、奄美ブルーと称えられる海など自然環境は、保護の埠頭に過ぎません、氷山の一角です。
本当に保護されなくてはならないのは、そこに住む人の、本土とは区別された思い、心、感受性といったものです。

地元以外の人が知らないから、調べもしないで滝に名を付けようなどとは、問題外の外です。

早く、中止になってよかったです。
東京桜トラムではないですが、「奄美スウィートナイアガラ」なんて名前になっていたかもしれません。いや、担当者が代々の奄美人ではなく、日本にルーツがある人だったら、そうなった確率は高いですね。

■奄美市、滝の名称公募を打ち切り 「昔からの呼び名あり」と地元指摘
(朝日新聞デジタル - 09月21日 22:48)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6675796
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