mixiユーザー(id:1417947)

2020年12月22日19:06

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令和3年度予算・・・

 昨日、政府は、令和3年度予算案を閣議で決定しました。
 国の来年度予算案は、一般会計の総額が106兆6097億円と、
 今年度の当初予算を3兆9517億円上回って過去最大となりました。
 歳出が大幅に膨らんだ背景には、
 高齢化に伴って「社会保障費」が今年度より1507億円増えて
 過去最大の35兆8421億円となったことや
 「防衛費」が今年度より610億円増えて、
 やはり過去最大の5兆3235億円に上ったこと、
 それに新型コロナウイルスへの対応として、
 国会の承認を得ずに機動的に使いみちを決められる「予備費」として
 5兆円を計上したことなどがあります。
 この内、予備費は今年度5000億円ですが、更に5兆円の予備費を上乗せしました。
 ですから、実質的には、予算総額が増えていない事になります。

 何故このような措置を行ったのかが分かりません。
 新型コロナウイルス対策として、政府は、今年度の第1次補正予算で
 1兆5000億円の予備費を計上したのに続き、
 第2次補正予算案でさらに10兆円を積み増しました。
 平成に入った1989年度以降の当初予算は、
 ほとんどの年度で3500億円が計上されてきましたが、
 大規模な自然災害が相次いでいることを受けて
 昨年度と今年度は5000億円が計上されたところです。
 今年度の補正予算で使い勝手の良さに気が付いたからでしょうか?
 ともかく、予備費は国会の承認が必要なく執行できますので、
 恣意的な支出になりかねないものです。
 今年度の補正予算編成の段階でも議論がありましたが、
 国会への上程後、野党側がどのように対応するのでしょうか?

 当初予算の、財源不足も深刻化しています。
 税収が新型コロナの影響による企業業績の悪化などを見込んで
 今年度の当初予算より6兆650億円少ない57兆4480億円としています。
 また新規の国債の発行額は、歳入不足を補うための赤字国債が37兆2560億円、
 建設国債が6兆3410億円の合わせて43兆5970億円に上り、
 今年度の当初予算の段階から11兆408億円増えています。
 この国債は、やがて償還しなければなりません。

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない現在の状況の中で、
 国の予算でその対応が手厚くなるのは当然の事だと思いますが、
 国難とも呼ぶべき緊急事態の中では、
 不要不急の事業は抑制的であるべきだと思います。
 特に防衛費の伸びが突出しているのが気になります。
 本当にこれだけの増額は止むを得ないものなのでしょうか?
 防衛省の予算を見ると、サイバー攻撃に対する対処とか、ミサイル防衛など、
 将来的な経費も多く、すぐに必要なものとも思えないのですが。
 その他、各省庁では、菅総理に逆らえないからなのでしょうか、
 デジタル庁の設置を含め、デジタル化の関連予算などが目立ちます。
 これらも、本当に今必要なのとも思えません。
 どうも今回の予算案では、財政健全化の言葉を忘れてしまったような気がしました。


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