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2020年08月21日18:30

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女子大生の日・・・

 世の中には、色々な記念日があります。
 多分、毎日何かの記念日になっているかと思います。
 その中に、「女子大生の日」もあって、本当は今日8月21日なのに、
 世間では8月16日と信じられているとの記事を河北新報が報じていました。

 女子大生の日は、
 東北大の前身、東北帝国大が日本で初めて女性3人に入学を許可した
 1913年(大正2年)8月21日に由来する記念日との事です。
 インターネット上では、
 「8月16日は女子大生の日」と紹介するサイトが複数あるようです。
 東北大に確認すると、
 16日は東京朝日新聞が
 「女性3人が入学を許可され、16日の官報で発表される」との記事を
 掲載した日との事ですが、
 実際の官報に掲載されたのは8月21日だったとの事です。
 東北大では、今年の6月、日本記念日協会(長野県佐久市)に
 8月21日を「女子大生の日」として申請し、7月に登録されました。
 したがって、今日が日本記念日協会の認める女子大生の日になります。

 初めて入学を許可された3人は、
 化学科の黒田チカと丹下ウメ、数学科の牧田らくです。
 なお、合格発表が8月なのは、当時の帝国大学は
 欧米と同じく9月入学だったからです。
 入学許可を得た3人は全員が既に教師として働いていたことから、
 入学時の年齢は最年少の牧田が24歳、黒田が29歳、最年長の丹下は40歳でした。
 女子学生の入学はメディアで賛否両論を呼び、男子学生は反対運動を展開し、
 文部省は東北帝大に「女子の帝国大学入学は前例がない」として
 質問状を送付しましたが、
 東北帝大は3人の合格を曲げませんでした。
 3人の女子大生は好奇の目にさらされながらも無事卒業し、
 黒田は、お茶の水女子大の教授になっていますし、
 丹下は日本女子大学校の教授を務めていて、
 共に化学者として日本の女性研究者のさきがけなりました。
 牧田は、東京女子高等師範学校の講師になりましたが、
 画家の金山平三と結婚し、家庭に入った後も
 恩師や同僚など数学者との交流は続き、数学は続けていたとの事です。
 しかし3人の入学後、東北帝大に入学する女性はしばらく途絶え、
 次に女子学生が入学するまでに10年を要したとの事です。

 女子大生の日とは別に、4月20日の女子大の日もあります。
 これは、1901年(明治34年)の同日に
 日本初の女子大学である日本女子大学校が開校したことを記念する日です。
 現在の日本女子大学の前身ですね。
 当時の法制では、専門学校令による専門学校として認可を受けていましたから、
 大学ではなかったので、女子大生ではなかったのかも知れません。


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