安倍総理大臣は、今日、長崎市での平和祈念式典後の記者会見で、
新型コロナウイルス感染が全国的に拡大していることについて
「緊急事態再宣言を避けるための取り組みを進めなければならない」と強調しました。
僕には、最近の政府の動きは、鈍いと思っていましたので、
この発言は、再宣言を出さないための言い訳を探しているように感じました。
政府の新型コロナウイルス対策の分科会は、
・病床のひっ迫具合
・療養者数
・PCR検査の陽性率
・新規感染者数
・直近1週間と前の週の感染者数の比較
・感染経路が不明な人の割合の6つの項目を挙げ、
感染拡大状況を4段階に分け、ステージ4になれば、
緊急事態宣言を出すべきとしています。
政府は、各指標がステージ4を示しても機械的に緊急事態宣言を出すのではなく、
政府が総合的な判断をするとの認識を示しています。
政府は7日、この6項目の感染状況の指標ごとに、
47都道府県の現時点のデータを発表しています。
それによると、感染者が急増している大阪府と愛知、沖縄両県は
緊急事態宣言の検討が求められる「ステージ4」の基準値を
最多の3項目で上回り、東京都は2項目が該当しています。
発表によると、
「直近1週間と先週1週間の感染状況の比較」、「感染経路不明割合」の2項目では
東京都を含む多くの都道府県がステージ4の目安を超過していますし、
大阪府と愛知県はこれに加え、「PCR陽性率」(ステージ4の基準値10%)が
それぞれ11.1%、18.5%でした。
沖縄県は「感染経路不明割合」で基準の5割を下回っていますが、
「直近1週間と先週1週間の感染状況の比較」でステージ4に該当したのに加え、
「人口10万人当たりの療養者数」(ステージ4の基準値25人以上)が37.6人、
「直近1週間の10万人当たりの新規感染者数」(同25人以上)が
30.21人に上っています。
緊急事態宣言は、
「新型コロナウイルス感染症が国内で発生し、その全国的かつ急速なまん延により
国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼしているとき、
または、そのおそれがある」場合に、期間、区域、概要を定めて発出されます。
前回の緊急事態宣言は、全国一律に発してしまい、
ほとんど感染者が出ていないような県も対象としていました。
このため、外出自粛により急速な景気の悪化を招いた訳ですが、
政府には、前回の緊急事態宣言が失敗だったとの気持ちがあるので、
出し渋っているのではないかと思います。
また、GOTOキャンペーンとの兼ね合いも気になります。
再宣言されれば、当然GOTOキャンペーンから除かれることになるはずです。
このため、大混乱が起こる事が予想されるため渋っているのかも知れません。
沖縄県では今日は159人のこれまで最高の新規感染者が発表されています。
沖縄県では、8月1日に県独自の非常事態宣言を出していますが、
勢いは止まらないようです。
沖縄県の感染が、先月の4連休の人の動きによるものか、
アメリカ軍基地の感染者からに由来するものなのか分かりませんが、
とにかく緊急度は高いように感じています。
本来ならば国を挙げて支援すべき状況のような気がしますが、
辺野古移設の問題で対立しているので、
菅官房長官がいじめているような印象さえあります。
この他、東京・埼玉・神奈川・千葉・愛知・大阪・兵庫・福岡には、再宣言を出して、
各知事への権限の付与を行うべき状況のような気がしますが、
いかがでしょうか?
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