体験してみたい商売は、兼任できるものもあれば、専任でやるしかないものもありますが、何らかの事情でやれないものもあります。
いくつかはやりましたが、まだ、ラーメン屋にはなっていません。
昔、ラーメンといえば、インスタントラーメン以外は薄かったです。塩分の問題ではなく、出汁が出ていないという問題です。
高校一年の頃でしょうか。
もう整理しましたが、伯父が経営していた小さな百貨店の食堂から経営者が撤退しました。次に入る業者が決まらないので、
当時、早大生だった従兄が、夏休みの間だけ、技術が要らないものだけを数品出していました。
彼のレパートリーの中に、醤油ラーメンがありました。
葱の青いところ、ニンニク、ショウガ、鶏がらを煮たものが、スープ。
タレは、チャーシューを醤油で煮たもの。
それが、絶品です。母が「今までのラーメン屋や、肉屋のチャーシューは、何だったのだ」と怒っていたのをよく思い出します。
おそらく、タレやスープを取っておかないから、新鮮な味がしてうまいのでしょう。
また、シンプルだからうまいともいえます。
昆布や煮干しから始まり、鰹節、鯖節、鰺節、干し貝柱…と次々と出汁が出そうなものを投入し、秘伝のスープなどというからまずくなります。
まあ、よく言えば、薄いスープを濃くするため、悪くいうと、クリエイティブでありたいなどのエゴのため。
新鮮であり、そんなに悪い肉ではない限り(ブラジル産の冷凍などでない限り)手羽元とニンニクとショウガを煮込んだだけで、相当うまいスープができます。
偶然かもしれませんが、欲張らなかったのが、従兄のラーメンの成功の理由だと思います。
背が高い丼を使ってスープをケチり、細麺にしてゆで時間を短くしたら、いい材料が使えます。原価を25%以下にしないと儲かりませんから、ここはよく考えないといけませんね。
実際に(なくなりましたが)北千住にそういうラーメンがありました。和菓子屋の一角で、400円くらいのシンプルなラーメンを出していました。食べたことない方がほとんどでしょうから、意味がないたとえですが、春日部駅のホームのラーメンに似ています。
主婦の方がよく食べていました。女性が単独で来るのは、価値がある店の証です。
汚い店に通って「人生の味がしみ込んでいる。あのオヤジのタンを食ってみろ…」といった、情緒に惑わされないのが女の人ですから。
まあ、そんな店を作っても、喜びは、一ヶ月程度でしょう。新しい味を作って「よくできた」と喜んで終わり。
しかも、チャーシュー、メンマ、海苔、鳴門を超える具なんて、一生かかっても考案できそうにない…(先人の知恵は、凄まじいですね。。)
と思うと、到底、ラーメン屋にはなれません。
雑味が多すぎるので、評価しませんが、
滝野川大〇軒
という店が、二週間に一度、新作ラーメンの会を開いてました。
そういうことができればいいかもしれませんが。
■社会人意識調査:学生時代、「将来の夢」はありましたか? みんなのリアルな声は…
(TOKYO FM + - 05月17日 21:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=6085542
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