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2020年05月18日05:43

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安息香酸Naとイーストフード

安息香酸にNaを結合させたものが、安息香酸Naです。清涼飲料や栄養ドリンクに使われることが多く、他にシロップ、醤油、果実ペースト、キャビアなどに使われます。水に溶けやすいという性質があります。

毒性が強く、安息香酸Naを2%及び5%含む餌をラットに食べさせた実験では、5%郡ではすべてが過敏状態、尿失禁、けいれんなどを起こして死亡しました。食品に添加される量は制限されているので、こうした害が現れることはまずないでしょうが、この実験結果から、微量でも、胃や腸などの粘膜への影響が心配されます。

パンは、小麦粉に水とイーストを混ぜて練り、それを焼き上げて作りますが、ふっくらするのはイーストが二酸化炭素を出すからです。このイーストの餌となるのが、イーストフードです。パンをうまく焼き上げるには、火加減や時間の調整など、職人的な技術が必要です。したがって、大量生産するのはなかなか難しいのです。

ところが、イーストフードをイーストに混ぜると、機械でもふっくらしたパンを焼き上げることができ、大量生産することができるのです。イーストフードは添加物の一括名です。実際に添加物として使われる物質名は、次の通りです。

塩化アンモニウム塩化Mg・グルコ酸K・酸化Ca・炭酸アンモニウム・炭酸K・炭酸Ca・硫酸アンモニウム・硫酸Ca・硫酸Mg・リン酸Ca・リン酸水素二アンモニウム・リン酸一水素Ca・リン酸一水素Mg・リン酸二水素Ca。

これらから5品目前後をピックアップし、混ぜ合わせてイーストフードが作られます。中には塩化アンモニウムや炭酸アンモニウムのように膨張剤としても使われているものがあり、イーストフードが、膨張剤の役目を果たしているとみることもできます。

本来のパンは、イーストの力でふっくらさせたものですから、膨張剤を使ったパンが本当のパンといえるのか、疑問です。塩化アンモニウムは毒性が強く、ウサギに2グラムを口から与えたところ、10分後に死んでしまいました。

また、イーストフードの中には、リン酸を含むものが多くありますが、リン酸をたくさんとると、カルシウムの吸収が悪くなって、骨がもろくなる心配があります。しかし、一括明表示が認められているため、前の物質名のどれがいくつ使われても、「イーストフード」としか表示されず、消費者には何が使われているのかわからないという問題があるのです。

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