mixiユーザー(id:12410478)

2018年06月30日07:18

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世界から「引きこもる」ということ。

まだ、地方留学などという制度もなかったころです。
親元を離れて高校から下宿した人を三人知っています。

一人は、離島なのでやむを得ず、親元を離れて県庁所在地の旧制中学系の高校に通い、大学で私と一緒になりました。
後二人は、親の考え方や本人の冒険心などから、特段の事情もないのにわざわざ首都圏から親元を離れて他人の家に下宿し、地方の高校に通ったという人です。

この三人の共通点は、やはり、社会性があるということです。
周囲にいると安心できるというイメージです。
やはり親元を離れて他人の飯を食うのですから、そういう面は身につきます。

それ以上に感じるのは
一人で過ごす時間が多くなりますから、内面生活は発達するということです。

ゼミの同級生は、
大学の夏休みに自転車で一ヶ月も掛けて旅行するのが趣味でした。
田舎のバス停は、首都圏の駅の待合室のように屋根付きのところがあります。そういうところに寝袋を持ち込んで寝て、洗濯はコインランドリー、入浴は公営の温泉です。
さぞや、道中でいろいろな思いに駆られたと思いますが、起きた出来事の主要なもの(出会いなどの一種の事件性があるもの)しか話しません。変わった出来事よりも、一人になっていろいろ考えたことの方がインパクトがあったと思いますが、貴重なことだから語らなかった、また、語っても無駄だと思ったのではないでしょうか。
彼は人並みに有名企業に勤めて、部長をやっています。出世は異様に早いですが、親元を早く離れたから自立心と協調性が身について云々と、理由づけることは、当人でない私でもためらいがあります。

無為に一人でいることは、何物にも代えがたい、それ自体で一つの宝だからです。

我々もたとえば海外に行ったときに、当てもなく無名の浜をさまよったり、しもた屋が並んでいる廃墟のような街を歩き回ったりした映像が、妙に印象に残ります。

引きこもりがネガティブな意味になりましたが、
この言葉は、ハイデッカーが肯定的な意味で使っています。人間らしい精神的な行為であると。

■留学=海外は、もう古い? 高校進学には「地方留学」の選択肢もある
(Jタウンネット - 06月29日 08:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=241&from=diary&id=5177352
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