インパクトがある旅でした。
考えさせられたことがいろいろあります。
1 デブがいない。
日本なら街で、パパイヤ鈴木や森永卓郎、天童よしみのような体形の人を10〜20人に1人くらいは見かけますが、バンコクでは皆無に等しい。いたとしても白人や黒人です。
タイ料理は油と甘みが強いから、直ぐに太りそうなものですが。
2 ターミナル駅で、酔っ払いを見かけない。
日本の地下鉄の飯田橋や永田町では,夜10時頃になると、少なくとも中ジョッキをニ三杯飲んだと思われる人がたくさんいます。それがいません。
今回は、招待旅行でした。いいレストランに案内され、ビールをすすめられました。不味いわけでも遠慮したわけではありませんが、何だか飲みたくないのです。小瓶一本で、気持ちい、ご馳走さまでした。
3 地下鉄に中高年の人が乗っていない。
生涯初めて、席を譲られそうになりました。ショックでしたね。気立てのよさそうな女子高校生でした。日本だと、ぼくの年齢どころか、見た目の年齢が60歳程度の人にすら席は譲りません。ありふれているからです。
タイの中高年の人は、働いてないのでしょうか。タクシーは渋滞があるから避ける人が多いはずですが。
4 屋台の規制がない。
フライを揚げている小さい屋台や、生っぽいものを出す屋台があります。間違いなく火災や食中毒などが起きているはずですが、規制されていません。
寿司や天婦羅は、元は屋台のものでした。寿司は禁止されたと聞いています。
危ないものを禁止するなら、柔道(学校柔道の被害者の会まであります)やボクシングが先です。
5 運転が下手な車がない。
自分が運転に向いていないと思ったら乗らないのでしょうか。日本だと、免許がないと社会生活ができないから、どんな人でも免許は取りますが。また、非常に運転が下手な人も、楽しみのために乗りますが。
6 危ない人が外を歩いていない。
日本の電車の中では、ヤクザ風、不良風、暴力的でわがままそうな職人風嫌な親父、とてつもなく陰険そうな女と、近くに立ちたくない人を良く見かけます。
もちろん、タイだって、暴力団はいるでしょうし、犯罪もあるでしょうが、不思議なことにそういうストレスはありませんでした。夜の街に行かなかったからかもしれません。
十年くらい前に、定年退職した日本人がタイに移住する話(現地で再婚したタイ人女性に身ぐるみはがされたというオマケつき)が週刊誌などで話題になりました。再婚云々は、人身売買の要素が強いものが多いでしょう。そうだとしたら論外ですが、まあ、タイに永住したいとい心理は、よくわかります。
一方で、
日本の良さも再確認しましたね。
たとえば、交通です。
タクシーに乗っている時に何度も渋滞に巻き込まれました。
よく観察すると、信号の不足など、システムが悪いのです。
たとえば、T字路です。縦の列の先頭のドライバーが、横の列に割り込むタイミングをつかみかねていたら、いつまでも縦の列は渋滞したままです。
ホテルのカードキーもおかしいです。カードを入れて抜いて数秒後にノブを回す…という、日本ではありえないような、無駄に煩瑣なシステムです。
物流は、江戸時代(遠隔地での金の引き出しシステムや宅配便まであった!)も今も、日本がダントツ世界一です。
相手の心理や出方を予想して、こまごましたものを円滑に仕分けるシステムを作ること。
これは、異様なほど日本人に適性があることですから、
たとえば、OSなどは、日本人が作るべきだったと思います。
今は慣れましたが、ソフトは、
ファイルといっても、どこのファイルかわからない、アプリケーションといっても、申し込みだろう。どこに何を申し込むんだ。第一、外国語だろう。
と、理解できる方がおかしい、あり得ない…
というシステムです。
いろいろ、考えさせられた旅でした。
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