マイミクさん限定でおととい書きましたが、当分の間、戦場のような忙しさです。
三つぐらいどでかいのが来ていますが、
その一つが論文の締め切りです。
いろいろな文献を読んでいますが、
沢庵の『不動智神妙録』を読み返しました。
沢庵は、諸説ありますが漬物の沢庵を作った人とも言われています。吉川英治の『宮本武蔵』に描かれているのは、創作。
固いところは、紫衣事件で幕府に反逆して流罪になった高位の僧であるというところと、新陰流の柳生宗矩に大きな思想的影響を与えた禅知識であったことでしょう。柳生宗矩は、戦国時代が再び来ないように心を砕いた政治家の一人です。
『不動智神妙録』は、柳生の求めに応じて語って聞かせた禅を応用した剣法の極意であり、新陰流の家書「柳生論語」に収められています。
沢庵は心の使い方として、相手の剣に注目すると相手の文脈にからめとられる、かといって心を腹の中におさめたら動きが出来なくなる…ということをひとしきり述べてから、次のように述べます。
猫によく仕付をして置いて、縄を追放して行度き方へ遣り候て、雀と一つ、居ても捕へぬやうにするが、應無所住而生其心の文の心にて候。我心を放捨て猫のやうに打捨て、行度き方へ行きても、心の止らぬやうに心を用ひ候
猫によく仕付けをしておき、縄を放して行きたい方へやって、雀と一つ、居ても捕えないようににすることがが、「心をどこにもとどめずに判断力を生じさせなければななない」という漢文の意味です。自分の心を猫を放すように捨てて、行きたい方向へ行っても、心がとどまらないように心を用います。
猫にまつわる謎のひとつに、
猫が増えて貴重品ではなくなったのが、江戸末期。
あんなに繁殖力があるのになんで、増えなかったんだ。
というのがありました。
昔は、殺生しないようにつないでいたのですね。
※ この沢庵のマンガは、似ています。沢庵の肖像は晩年のものしかないので、若いころの想像図といて載せました。
猫と一緒に引越しする際のコツとは?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=3313574
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