mixiユーザー(id:65615231)

2026年08月22日20:43

148 view

Sweet Memories 甘い記憶

今日は晴れの1日。
野良猫も日陰にいるのか見当たらず、自分も暑さでボーッとなった 真夏の1日なのです。


タイトルに拝借した松田聖子さんの曲はご存じでしょうか。
そして、みなさんには「学園のアイドル」はいたのでしょうか。

僕には、いました。
僕の母校は中高一貫で、校舎同士が渡り廊下でつながっているようなつくりでして
そのアイドルさんは僕が中学生の時には、もう高校生のお姉さんなのでした。

なので、たまに見かけるくらいで 会話や接触なんてありえなくて
僕ひとりの中で、勝手にアイドル視していたのです。

ところがある日、彼女の名前を知ることとなりました。

やはり美人は、誰が見ても美人なわけでして
とっくに学校では、有名人だったみたいなんですねー。

しかも彼女の名前は、当時トップアイドルだった松田聖子さんと一字違い (驚!)

やっぱり名は体をあらわすんだなぁ、、、
などと、松田聖子さんが芸名なのも忘れて 僕はひとりで盛り上がっていました。

さらに、彼女は僕の近所に住んでいることも判明し
いつか偶然に出くわさないかなぁ、なんて妄想していたのです。

その松田聖子さんと一字違いの彼女の顔は、千葉麗子さん、、、は古いか。(すみません 汗)
今で言うと、元NMB48の山本彩さんみたいな黒髪ぱっつんで、
目のパッチリした、お人形さんのような本当にかわいい女性だったのです。


時は過ぎ、僕も高校生になりました。
当然、彼女はもう学校にはいないわけですし、僕の妄想もすっかりおさまり
もう彼女のことなんて忘れかけてたころ、久しぶりに彼女の名前を聞くことになります。

といいますのも、たまたま彼女の同級生だった人と僕の兄貴が知り合いで
その人が彼女を見かけた、という話を兄貴にしていたんですね。
そして、その特徴的な名前で 僕にも誰の話なのか理解できた、という次第なのです。

ですが、なんと!見かけた場所というのがパチンコ屋さんで。。。

しかも、普通に?パチンコを打っていたのならまだしも、彼女はその美貌を振りまいて
下心アリアリなおじさんたちからパチンコ玉を少しずつもらっては、打っていたのだそう。

その人は彼女とクラスメイトだったんですが、
彼女は美人ではあるものの同級生からの評判は、けして芳しいものではなかったようです。
高校を卒業してからは、夜のお店で働いていたらしいんですが
昼間はパチンコ屋さんに入り浸り、という生活だったみたいでした。

勝手に憧れておいて、しかも忘れかけてたくせに、生意気ですけど 汗
「百年の恋も冷める!」という心境を、このとき初めて思い知りました。

あの綺麗な人が、よりによって もらいパチンコって。。。


それから数年後、僕が成人したころにまたまた彼女のショッキングなニュースを聞くことになります。
なんと!まだ20歳代そこそこの彼女が亡くなってしまうのです!

その死因は自殺。。。しかも焼身自殺です。

直前にお母さんと激しい口論をしており、その激情にまかせて!ということらしいのですが。。。。


人の顔って、すぐに忘れてしまう顔もありますし、逆に いつまでも忘れえぬ顔もありますよね。
僕にとって、彼女の顔は忘れられない顔であり続けていて、
いまだに彼女の笑顔が、突然!僕の脳裏をよぎることがあります。

それはたぶん、彼女の美しさと そうではなかった部分とのギャップが
僕の記憶に強く焼き付けられているからだろうと思ったりします。

いや!もしかすると、後年 僕が持つことになった彼女への嫌悪感が
彼女のショッキングな死に対する罪悪感へと、いつしか僕の中で置き換わり
いつまでも彼女が僕の記憶から消えてくれないのかもしれません。


口をきいたことすらなく、彼女は僕の存在や名前も知らないだろうに

僕には一生忘れえぬ存在である

という どこか不条理で、少しだけ甘酸っぱい、青春の思い出のお話しなのでした。
5 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する