皇室典範の改正の審議が、今日は参議院の特別委員会で行われましたが、
自民党の山谷えり子氏は
「2600年以上にわたり、連綿とつながれてきたわが国固有の皇統。
先人たちが守り抜いてきた皇室の伝統は重く、美しく、
今を生きる私たちは謙虚でありたい」と述べましたし、
改正案を審議した10日の衆院議運委で、自民党の小林鷹之政調会長は
「皇位の男系継承は2600年以上にわたって先人たちが守り抜いてきた
皇室の伝統です」と発言しています。
どうやら、2600年が自民党内部では常識となっているようです。
この2600年は、紀元前660年に神武天皇が即位したとされる事に基づくものです。
神武天皇が実在したとする証拠がないとするのが歴史学の常識ですし、
考古学の分野では、西暦紀元前660年は、
伝統的な土器様式などに基づく編年によれば縄文時代晩期、
2003年以降に国立歴史民俗博物館の研究グループなどが提示している
放射性炭素年代測定に基づく編年によれば弥生時代前期にあたるとされています。
いずれにしても、天皇制が成立するほどの社会の熟度はなかったと思います。
天皇制が2600年以上続いていると言う人は、
こうした事実を知らないのか、知らないふりをしているかなのでしょう。
このような歴史的素養のない人が、
政治を動かしていると思うと、唖然としてしまいます。
今の情勢では、与党は会期延長しても、
皇室典範の改正と副首都関係の法案を成立させる感じです。
ハッキリ言って、いずれも国民の生活に直接関係がないと思います。
物価高やまた緊迫化してきたイラン情勢などを踏まえた、
国民の生活に目を向けた政治を熱心に進めて欲しいと思うのですが。
【今日の一句】
晩御飯 すぐに出来るよ レンチンで
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