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2026年07月04日09:48

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2026年7月04日(土曜日)

『海流』

日本近海の大きな海流には、「黒潮(日本海流:暖流)」と「親潮(千島海流:寒流)」があります。
黒潮の一部は対馬海峡を通って日本海に入り「対馬海流(暖流)」となります。
海流は、流れるコースがいつも同じとは限りません。
これからは、今まで以上にこの流れが読みにくくなるのが気になるのです。
黒潮は、九州を過ぎたあたりから冷水の塊に出会って行く手を阻まれ、南寄りに大きく蛇行したりすると、アジやサバなどが行き先を変えたりします。
「対馬海流」「対馬海峡」「隠岐諸島」って、地図を触ると浅く感じます。

私ね、地図の海の部分を指で触っていると、マイクロプラスチックが海流に変化をもたらす日がやってくる気がして、とても心配になります。
数千メートルの深海でも、深海の流れに合わせて、マイクロプラスチックがまるで生き物のように動き、今までの深海の流れとは違う流れに変化させます。
深海の流れ(深層循環)は、温度と塩分の違いから、海流とは違う地球規模のゆったりとした循環を作っています。
プラスチックは太陽光線には弱く、日なたに置いておくとボロボロになってしまうのはご存じでしょう。
深海にも太陽光が届いていると思うからか、深海のプラスチックがかなりの悪さをするのを感じます。

深海の流れは、北太平洋に浮上した後、インドネシアからインド洋を西へと向かいます。
次に行くのがアフリカ西岸。
そこを北上して、今度は北大西洋で沈み込み、その後は逆に南極近海を東へ進み、再び北太平洋で浮上する‥‥。
この行程を1000〜2000年という非常に長い時間をかけて循環すると言われています。
この壮大な流れが、プラスチックが原因で変化するとしたら、今までとは全く違う海の世界が出来上がります。

日本の地図を見ていますと、対馬海流が日本海を北海道に向けて進む途中で、「リマン海流(寒流)」と出会うのが「なんとなく嫌だなぁ」と思ってしまいました。
この対馬海流って、「津軽海流(暖流)」と縁があるのかなぁ‥‥。
黒潮本流だって、今までになかったような蛇行が起こりそうです。


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