今日は6月30日です。
2026年も半分過ぎた事になりますが、
この半年、何をしていたのかなと言う感じがします。
神社では、6月30日を夏越の大祓と言って、
茅の輪を建てて、それをくぐる事で穢れを祓うと言います。
しかし、これも明治維新後に行われるようになった風習のようです。
茅の輪の由来は、日本神話の「蘇民将来(そみんしょうらい)伝説」にあります。
旅の途中のスサノオ(素戔嗚尊)が貧しい蘇民将来に宿を借り、
その礼として「疫病が流行したら茅で作った輪を身につけなさい」と教え、
実際にその一族だけが疫病を免れたという話です。
古代には、茅の輪は身につける小さな輪だったようですが、
江戸時代初期頃から、参道に大きな茅の輪を立て、
くぐる形が始まりました。
明治維新後、明治政府は近代化・富国強兵を目指し、
その中で神道国家主義体制をとって古儀(古い儀式)の復興を目指し、
まず宮中の大祓が再興されたとの事です。
明治政府は、民間の「六月祓」「夏越神事」と呼ばれる行事は
本来の意義を失い歪曲された「大祓」であるとし、
古く正しい儀礼に戻すと主張して、古代の大祓をアレンジして
神社祭式としての大祓を新しく「再興」し、
全国の神社に行わせるようになったとの事です。
明治政府が大正3年に定めた祭式・祓詞が
現在の神社の大祓の基本となっているようです。
明治政府は、神社や民間に伝えられていた祓の習俗を
尊王思想・復古思想によって「純化」して宮中と神社の大祓の祭式を定めており、
現在も皇室や全国の神社で純粋な神道儀礼として大祓が行われていますが、
これらは律令時代の大祓の復興・復元とは言い難いと言われています。
僕は、今日神社に行った訳ではありません。
そのため、茅の輪くぐりをしていませんが、
特別気にしなくても良さそうな感じです。
今日の一句は、サイトの不具合で休みます。
ログインしてコメントを確認・投稿する