ネットの現状は、嘘のつき放題という言葉がふさわしい状況です。
まず、嘘に対する罰がありません。
だから、いまだに
「蓮舫は、中国のスパイだ」
「鳩山由紀夫は、親父の鳩山威一郎が朝鮮人のメイドに手を付けて産ませた子供だ」
というのを信じている者がいます。
ア〇ォだの電波だのなどと批判するのは簡単です。実際にそういうデマを信じる人は賢いとはいいがたいですが、問題は、そういう人でも一票を持っているということです。
労働運動をすると実感します。「弾は後ろから飛んでくる」とよく言われますが、それが本当だと。足を引っ張る悪質な輩は、経営者側ではなく、一般の労働者です。場合によっては組合員です。
経営者側の人間は、よく言えば(というかその人がいい人間であった場合は)、互いの立場というものに同情します。「やっちゃんさんは、ああ見えてまじめだからな。熱心に断交しているのだろう」などと。
こちらもまた、「Fさんは、部長になったからこんなことを言っているけど、本当はいい人間なのにな…」などと。
だから、意外とにこやかに挨拶できたりします。
ところが、労使の使側がそうではないのは、
正しいことをしている者に対する、嫉妬心。
自己肯定の一部としての現状の肯定
があるからです。
こういうことがありました。
大学時代、高校の同級の女子が、慶應の学生に遊ばれて捨てられ(彼女の親談)、自殺したという出来事がありました。
ところが、彼女の葬式にその慶應の学生は東京からはるばるやってきたのです。
ご両親もなじるでもなく、彼の手を取って一緒に泣いたそうです。
亡き娘が愛しいから、娘が愛した青年も素晴らしい青年だと思いたいのでしょう。実際に、葬式までやってきたというのは、見上げた根性ですが。
そのエピソードを思い出します。
実際には会社に利用されて捨てられる奴隷なのに、いや、奴隷だからこそ、日々が辛いからこそ、そういう自分を丸ごと肯定したい。それだからこそ、ご主人様は素晴らしい、組合幹部はろくでなしだと思いたいんでしょう。
まるで、
学歴コンプレックスの塊であった毛沢東が、ポルポトに入れ込んで支援したようなものです。
自民党マンセー、日本は世界一
と思っている人もそうです。
自己肯定の塊。
そのためには他人を中傷誹謗することをいとわない。
そういうやつを野放しにしないために、名誉棄損、侮辱などの罪があるのに機能していません。機能させる方法はあります。税務署方式に一部を立件して、社会人は解雇、大学生は退学にすればいいです。一罰百戒。
まあ、政府の側に立てば、鳩山や蓮舫ではないですが、対立勢力をないことないこと述べて貶めない限り、支持を集めることはできないのでしょうが。
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