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2026年04月27日18:47

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野村 哲也

僕らと地球は、どこかでつながっているのかもしれない。
生きているときも、この体を離れたあとも。

レソトの山道を歩いていると、空から、ぱらぱらと雨が落ちてきた。
太陽は、まだ高い。
そのとき、パタゴニアの親友ハインの言葉を思い出した。

「てつや、虹を呼ぶ言葉があるんだ」
僕が首を振ると、彼は静かに教えてくれた。
「綺麗、美しい、有難う。そう唱えると、内側が満たされる。それが、空に映るんだ」
綺麗。美しい。有難う。
小さく、心の中で繰り返す。

太陽と雨も、どこかで聞いてくれていたのだろうか。
馬と牛が草を食む大地の上に、七色の橋が、架かった。
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