昨日、今年のノーベル生理学・医学賞は、「末梢性免疫寛容に関する発見」で、
人体の免疫研究に貢献した生物学者のメアリー・ブランコウ氏(アメリカ)、
フレッド・ラムズデル氏(アメリカ)と日本の坂口志文氏の3人に授与されました。
日本の学者がノーベル賞を受賞するのは、とても嬉しい事です。
坂口氏の受賞は、可能性が高いと予想されていたようで、
発表と同時に記者会見や地元の人のお祝いなどの場面が報道されていました。
この3人の内、まだ受賞を知らない可能性のある人がいると
AFP=時事が伝えています。
3人の内のラムズデル氏で、
アイダホ州の奥地でバックパッキングをしているようだと、
報じられていました。
同氏は。優れた医学研究者であると同時に、
ワーク・ライフ・バランスの模範を示す人物との事で、
現在「最高の人生を楽しんでいる」最中のようです。
この話、とても良い話だと思いました。
4日、高市早苗氏が、自民党総裁に選出されましたが、
選出後の挨拶で、自民党議員に対し
「馬車馬のように働いていただきます」と呼びかけ、
さらに「私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てます」
「働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」と発言し物議を醸しています。
高市氏が呼びかけた対象は自民党議員ですが、
議員がそのように働くということは、
議員事務所職員や関連省庁職員などにも影響が及ぶ可能性は大きいと思います。
5日の日曜日、自民党会館で人事構想などを練ったのでしょうが、
出迎えた職員に向けて、
「ワーク・ライフ・バランスに気を付けて」などと言っていました。
お前が日曜日に自民党会館に来るから日曜出勤になるのだと、
思った人はいなかったでしょうか?
ともかく、過労死なども問題となり、誰もが働きやすい社会を目指すために
民間・行政共に、ワーク・ライフ・バランスを尊重する働き方を進める中、
完全に時代と逆行する発言だと思いました。
経済政策でも、財政出動を強める方向ようなのですが、
破綻したアベノミクスの再来なのではないかと気になりました。
高市氏は保守層の中心人物と目されていますが、
保守層の人は、戦前に戻そうとしていると思っているのですが、
彼女は、その前段階として、高度成長期の日本に戻そうとしているのではないかと、
総裁選後の様子を見て感じています。
ワーク・ライフ・バランスの言葉で繋がりましたが、
ラムズデル氏と高市氏と真逆ですね。
【今日の一句】
ニュースには 滅多に出ない 祝い事
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