河合塾ユニオンが、過日ストライキを行いました。
やった意義について、
劣悪な環境でサービス残業が常態化している、他の教育労働者のために
などがあります(ユニオンによる)
もちろん、それが大きいですが、
私は、アフォがあぶりだされたという点で、意義深いものだったと思います。
たとえばある人(業界関係者と思われる)は、
「講師は、365日、24時間生徒のために尽くすべきだ」
と述べていました。
「あんたは、こんなにアフォだから、大手に行けなかったのだ」
というのが、率直なぼくの感想です。
素朴な話ですが、24時間仕事できますか?
そんなことは、無理に決まっています。トイレや飯を24時間絶つとしても、途中で倒れます。睡眠や趣味などの私生活はどうするのでしょうか。
いや、睡眠や趣味の時間は、仕事のための充電の時間だ…というなら、ぼくだって、とっくの昔に「365日、24時間生徒のために尽」しています。
こういう内容のないことをいう、中学二年生のようなのは、教壇に立つ資格がありません。
ただ、意外だったのは、
良識を持っている人が多かったことです。
代ゼミのOのXだかなんだかが炎上したのも、その一つです。
中でも、
「人に迷惑かけなければ、ストライキにならない」
という意見がありました。正確にストライキというものを見ています。
その通りですね。
その迷惑も、15分ですから、かかっているとはいいがたいものがあります。
ストをしないと、待遇が良くなくなります。だから、長い目で見ると教育のクオリティが下がります。
世の中には、手抜きをしてもとがめられない…ということがたくさんあります。
今、生徒は気が付かないが、本当はウソだということ。
そういうところで手抜きが横行して、気が付いたらクオリティが下がりまくるということになります。
大学などもそうです。
私が準備していることは、間違いなく大学生に伝えることの、二十倍はあります。
だが、そうしないとダメです。
内容があることは、数年後に初めてわかってくるものですし、「心に残る」ということは、残るまでの時間がかかるということです。
私は歳ですからそうしたことは、趣味でやっています。しかし、若手は、報酬なしには本当の意味での良い授業はできないのではないでしょうか。
このストライキは、若手の成長のためにこそ必要だと思います。
力をセーブしているうちに、習い性となり、本当に虚弱体質になってしまう。そういうことを防ぐためこそに。
ログインしてコメントを確認・投稿する