昨年1年間に生まれた日本人の子どもの数は68万6061人となり、
統計を取り始めて以降、初めて70万人を下回った事が、昨日から報じられています。
また、1人の女性が産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率は、
昨年1.15となり、やはり、これまでで最も低くなっています。
国立社会保障・人口問題研究所が一昨年公表した将来予測では、
日本人の出生数が68万人台になるのは2039年と推計していて、
想定より15年ほど早く少子化が進行しています。
出生数はすべての都道府県で減少しています。
栃木県でも、出生数は前年比697人(7.0%)減の9261人となり、
やはり過去最少を更新しています。
減少は12年連続で、合計特殊出生率は1.15で、2023年の1.19を下回り、
5年連続で過去最低を更新しています。
一方、昨年1年間に死亡した人は160万5298人と、
前年より2万9282人増えて過去最多となりました。
この結果、亡くなった人の数が生まれた子どもの数を上回る「自然減」は、
91万9237人(前年比+7万509人)と過去最大となりました。
日本は、完全な人口減少社会になっています。
国や地方自治体は、少子化対策に取り組んで来ましたが、
それが奏功しているとは思えません。
取り組んで来たからこそ、この程度の減少で済んでいるのかも知れませんが。
日本をはじめ、先進国は軒並み人口は減少していますが、
地球全体で見た場合、依然として人口爆発と呼ばれる増加が続いています。
21世紀初頭では、アジアやラテンアメリカをはじめとする多くの開発途上国で
出生率は低下してきており、世界の人口増加率は減少する傾向にあるものの、
中東やアフリカ地域の出生率は依然高く、人口増加は続いており、
西暦2038年には90億人を突破、
さらに2056年に世界の人口は100億人に達することが見込まれています。
人口が減少して社会が成り立たなくなるのならば、
人口が増加している国から、移民を受け入れて、
共に社会を形成していくべきだと思うのですが、
国の腰は定まっていない感じがしています。
最近、埼玉県川口市のクルド人問題など、
外国人を排斥する動きが、特に右派とされる人々の間に広がっています。
ヨーロッパ各国などでも、難民問題が起きてから、
外国人排斥を唱える極右政党が勢力を伸ばしています。
日本が人口減少で社会を維持できるかどうかと言うレベルになっているのに、
外国人を排斥して社会が成り立つのか、
その辺の問題を国をはじめ多くの人が考えなくてはならないと思うのですが。
【今日の一句】
蛇だけは とても苦手と 蛙たち
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