本日の世見 2025年1月08日(水曜日)
『新たなスタートの年』
芹(せり)って、古事記や万葉集にもあの当時の食用として、多くの人が召し上がっていたのですね。
どなたもあの時代、この芹はミネラルが豊富だとは気付いていなかったことでしょう。
冷たい水辺に生い茂る芹を見付けた人々は、生命力を感じ取ったことでしょう。
現代人は、地球にある植物全てを知っていると思い過ぎて、冷たい水辺に息衝いている芹を見ても感動しないかもしれません。
一年で最も寒い「寒中」に、氷のような雪の中で群生するのを見て、「競り合っている」と思われたからか、芹という名前が付けられたこの植物です。
丁度今頃を「芹乃栄(せりすなわちさかう)」と、七十二候の第六十七候でこのように言っていたのですね。
現代人は、感動なる最高の思いを薄れさせている気がします。
学生時代、図書館で書籍から自分が知りたい事を見付けた時の嬉しかったこと。
ひとつのことを調べるのに時間をかけたから、知り得た喜びがありました。
AI時代がやって来た今、この喜びを味わえる人は、一年一年と進む毎にこの地球から失われて行くことでしょう。
折角この素晴らしい地球で生まれたのに、地球の素晴らしさに気付くのを忘れて、地球を病気にすることを何とも思わない人々を多くつくりました。
ロシアのプーチン大統領が、核をミサイルに積んでウクライナに‥‥。
こんなシナリオを考えていたとしたらと思うと、心が凍ります。
広島、長崎のあの時とは違い、もっと多くの犠牲者が出るだけにとどまらず、第三次世界大戦に進むかもしれません。
トランプ大統領がどのような物語をお考えなのか、とても気にかかりますが、歴史上の人物として名を残したい思いを彼に感じとれるだけに、期待と不安が心に広がります。
ガザ地区で暮らす人々、ウクライナで暮らす人々も、それから戦争で命を奪えと命令を出す人も、命は一つしかありません。
今年は、次なる歴史物語の新たなる門が開かれた「スタートの年」になることでしょう。
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