相変わらず、日本各地で野生動物の出没がニュースになっています。
宇都宮市の中心街に2日続けて猪が現れました。
土曜日の未明に現れた猪は
我が家から200m程度離れた場所を歩いていたようです。
一昨日の下野新聞に、宇都宮大学の名誉教授をなさっていた方の訃報が載りました。
僕は直接の面識はありませんが、野生動物の生態などを研究されていた方です。
その方が提唱されていた事の1つが、
狼を山に放って熊や猪、鹿などの野生動物の食害を防ごうとする事でした。
日本で狼が絶滅したのは1905年頃とされています。
100年以上経過していますが、
食物連鎖の最上位に位置する狼が姿を消した事で、
それまでの生態系が破壊されてしまった事が、
野生動物の増加の原因とも考えられています。
現実に、アメリカのイエローストーン国立公園では、
絶滅した狼を再生させて、生態系を取り戻したとの事です。
実際、狼の再導入を目指す「日本オオカミ協会」と言う団体があって、
普及活動を行っています。
亡くなった方もこの団体の学術会員をなさっていました。
この団体については、下記をご覧下さい。
https://japan-wolf.org/
狼の再導入に関する様々な疑問などに答えています。
日本では関東・中部地方において、
秩父の三峯神社や奥多摩の武蔵御嶽神社で狼を祀っているなど、
山間部を中心とした狼信仰が存在するとの事です。
狼を「大神」と当て字で表記していた地域も多いようです。
欧米では、畜産業が主でしたから、放牧した家畜を襲う狼は悪者でしたが、
農耕が中心の日本では、狼は人々を守ると考えられていたようです。
現実に、世界的にみても狼が人間を襲う事は少なく、
襲うのは、狂犬病に罹患した狼が多いようです。
日本は、現在狂犬病は出ていませんから、再導入も可能なのかも知れません。
今年は、熊の出没が多く、連日のように報道されています。
これが今年に限った事なのかこれからも続くのか見極める必要がありますが、
猟師の高齢化などによって、人数が減少していますし、
過疎化により森林が広がっているとの話もあります。
野生動物対策として、狼の再導入も、一つの方策のような気がします。
【今日の一句】
何故持つの 荷物は俺に 任せなよ
なんちゃって。
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