岸田内閣の改造後初となる国政選挙の衆参2つの補欠選挙は、
昨日、投開票が行われました。
結果は、ご承知の通り、衆議院長崎4区で自民党が議席を維持した一方、
参議院徳島高知選挙区では野党側が議席を獲得し、
与野党の1勝1敗となりました。
この選挙、日本のこれからの政治情勢に大きな影響を及ぼす可能性があると、
注目していました。
僕は、野党側の2勝を期待していましたが、
やはり政治には絶妙のバランスが働くのかも知れないと感じました。
与党が2勝した場合には、今の岸田政権の政策に追い風になり、
益々、国民の生活から乖離した政治が進んでしまうと思っていました。
一方、野党側が2勝した場合には、今後の野党共闘に弾みがつくと思っていました。
1勝1敗、どちらにも偏らなかったなぁと思った次第です。
小選挙区制は、与党対野党の1対1の対決が基本です。
与党の候補者1人に対して、野党各党がそれぞれ候補者を立てていたのでは、
与党への批判票が分散し、与党を利するばかりです。
野党共闘に対しては、与党側から政策の違う政党の野合だとの批判が常に出ます。
今の政治家は、頭の良い人が多いから、
そうした批判をまともに受け止めてしまうのでしょう。
野合で何が悪い、今の与党政治よりはマシだろうと
居直る事が出来ないような気がしています。
小選挙区制は、基本的に2大政党制を前提とした選挙制度です。
保守か革新か程度の大まかな区分だけで十分で、
詳細な政治理念などは必要ないと思っています。
アメリカにおける共和党と民主党、イギリスの保守党と労働党などが
その例だと思います。
ですから、野党側は反自民で一致すれば良いと思うのですが。
それぞれの政党の理念は、中選挙区や比例区で争えば良いのでしょう。
野党共闘に大きな障害になっているのが連合です。
特に、芳野会長になってからの、極端な共産党嫌いは、
野党共闘に対して大きな妨げになっていると感じています。
今回の補選では、2つとも共産党を含めた野党共闘が成立しました。
長崎4区は、与党が勝ちましたが、接戦でした。
この辺を、立憲民主党はどのように評価し、
今後の野党共闘をどのように考えて行くのでしょうか?
連合の意向を汲んでいたのでは、また迷走する事になりそうな気がします。
【今日の一句】
同類ね 狐と狸 政治家も
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