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2023年09月11日09:10

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ごく稀にはドラマの話でも。精神的な疲労を感じるドラマ。

『VIVANT』、次週9.17最終回 飯田プロデューサー「皆様を、絶対に裏切らない最終回」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=100&from=diary&id=7557130

ドラマを見るとは、その世界に同化することです。
裏切りや二重スパイ行為などがキーになるドラマは、見ていてつらいというか、不安定であるからこそ、感情移入できません。

現実世界でも、暴力団員のような人は、何者にも感情移入しないからこそ冷酷に仕事を遂行できるのではないでしょうか。普通の人はその逆です。たとえば、天災でも起きない限り安心して寝てられる自分の寝床があって、精神を安定させられ、他人や理念に感情移入できるものだと思います。

もっとも、われわれの生きる世界の実態は、実に不安定なものです。
実態から目を背けて生きているわけですが。

それと、このドラマは、オリエンタリズムではないか…と思います。
ポール=ニザンの『アデン=アラビア』の世界です。
https://impala.jp/work/%E3%82%A2%E3%83%87%E3%83%B3%E3%80%81%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2-%E5%90%8D%E8%AA%89%E3%81%AE%E6%88%A6%E5%A0%B4-%E6%B1%A0%E6%BE%A4%E5%A4%8F%E6%A8%B9%E5%80%8B%E4%BA%BA%E7%B7%A8%E9%9B%86/

ルフィー一味のような緻密な計画性がなくても、犯人がフィリピンに逃げることがあります。往年の三和銀行OLの横領事件が典型ですhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%92%8C%E9%8A%80%E8%A1%8C%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%A9%90%E6%AC%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
フィリピンなら何でもアリだから、逃げられるかもしれない…という一種のオリエンタリズム、言い換えれば差別意識から来ています。

同様に、モンゴルなら、何でもアリ。テロ組織の本拠があっても不思議ではない…という心理が、この作品を成立させていると思います。

また、堺雅人演じる乃木の役どころが、不自然ですね。
商社マンが誤送金をした。それがきっかけで事件に巻き込まれるのですが、どうして、テロ組織ともともと因縁があったのでしょう。単なる偶然でしょうか。また、キャラクターも冷酷非道なのか、温かいのか…
最終回を見ないとわかりませんが、シナリオは破綻していると思います。

破綻したシナリオでも、見られるということでしょうか。
考えてみれば、長寿の刑事モノ『相棒』も、破綻している回が多いですが、視聴者に見捨てられていません。
まるで、寿司屋が、印籠詰めや酢ビラメを止めて、サーモンマヨネーズ巻を出すかのようです。低い質のものでも、それで通用してしまえばアリなのでしょうか。

個人的には、役所広司さんや阿部寛さんなどキャストが好きですから、家族が見ているとなんとなく付き合ってしまいます。

…ところで、堺雅人さんは、あんなに痩せていいのでしょうか。。健康が心配です。女優さんではないので痩せるメリットはあまりないと思いますが…
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