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2023年04月05日08:22

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空き家問題。法令や制度の見直しが必要だ。

■認知症の人所有の住宅、200万戸超と試算 増える空き家に対策急務
(朝日新聞デジタル - 04月04日 17:19)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7363121

政策が時代遅れになっていて、法令が追いついていかないためです。

空き家は景観を壊して街を衰退させます。空き家のままにしておくと普通の住宅街もダメージを受けます。
景観が悪くなる、「何かある」と思って土地を買う人が二の足を踏む、動物や害虫などが住み着く、浮浪者が住み着いて中で焚火をするなどの危険性があるからです。

典型的なのが、世田谷区Kにあるアニマルハウス(タヌキやハクビシンが住み着いているからそう呼ばれているそうです。十軒、空き家が連続していて、さすがは世田谷。総額十億円にもなるそうです。だから売れてもよさそうですが、売れない…)

わかりやすくするために、住宅地ではありませんが、鬼怒川温泉の廃墟を例に取りたいと思います。

https://www.bing.com/search?q=%E9%AC%BC%E6%80%92%E5%B7%9D%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%80%80%E5%BB%83%E5%A2%9F&form=ANNTH1&refig=e7eb37c60018469590677ec5bf2288c7

どうして廃墟になるか。

1 更地にした方が税金が高くなる。

『サザエさん』にも出ていますが、土地の売り惜しみ対策として高度成長期あたりにできた、「住宅用地特例」というのが原因だと思います。(ただ、いつから法令ができたか、あるいは立法趣旨は何か、断言できません。まちがっていたら教えてください)

2 所有者に取り壊し費用がない。

この温泉街は、典型です。
崖に立っています。建てるより取り壊す方がお金がかかるのは、素人でも察しがつきます。数億円の費用が掛かるそうです。
都会のマンションなどにもいえることですが、建物の所有者に取り壊し費用を供託させるというシステムがないからです。

もちろん、数億円を供託しないとビルの建設は認めない…というようにしたら、ビルの建設はできません。だから、問題は崖に立つホテルやらタワーマンションやら、取り壊しが特に大変そうなビルを選んできめ細かな規制をかけることですが、そのあたりが、どんぶり勘定だったから、当然の報いを受けていると言えます。だから、役所が所有者のせいで困っている…というように述べるのは、厚かましい話です。

3 相続人の確定が困難である。

こういうケースを知っています。
バブルのころに、父親と叔母(バツイチ、子持ち)が、遠方にリゾートマンション(共有)を買った。売れるに売れないし、管理費や修繕積立金などを滞納している。もう管理組合が機能していないから、督促状も来ない。父と叔母がなくなったので相続ということになるが、自分と不仲だった兄が死んだ。兄の子どもたちである甥や姪がどこに住んでいるかわからないし、叔母の子(従姉妹)とは二十年以上も会っていない…

そこで、思うのは、時効などの制度の見直しが必要だということです。
百万円あるとします。友人Aに貸しっぱなしにしていたら時効になって所有権を失うでしょう。
しかし、その百万円が、自宅の金庫の中にあったら、ある日役人が来て、「お前の百万円は一度も使ってないから、時効だ。都が持っていくからよこせ」ということにはなりません。

親が死んでほったらかしにしてある不動産は、自分の支配から離れているから、金庫の百万円より友人に貸しっぱなしの百万円に近いと思います。

時効、没収という制度を作ってもいいと思いますね。
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