『失敗の本質』という、素晴らしい本があります。
この本を評価する人は多いですが…
読んで感動したなどの話を聞くと、「そう簡単に行動に結びつけられる本じゃない」「勘違いも甚だしい。これは、アンタのことを批判した本だ。」と反発を覚えることがあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA
また、要約版など簡単な版が出ていると、情けなくてため息が出ます。この程度の本が難しくて読めない人には、到底、見込みがないからです。
脱線しますが、
昨今、思うのは、勉強をどれだけやったかと判断力や読解力は、関係がないということです。
「東大でないとダメだ」というのは、学歴差別です。学歴「差別」とは、倫理的に良くないことであるのと同時に、妥当性がないということです。
しかし、最近は、学力「差別」というものがあると思います。
万巻の書物を読んで、一般的にいう教養を身に着けても、ダメな人はダメ。
事実、与党支持の電波な人の中には、学力が高い者がたくさんいます。
『失敗の本質』を読んで感動しただけで、この本が批判しているパターンの日本人に嵌まっている人も多い(どころではなくほとんど)ですし、単なる知識や育ち(教養は実家の経済力などと相関関係があります)自慢に終始する人が多いです。
三流大の学生や高卒の人は、それがわかるから、自称インテリの人に激しく反発するでしょう。
脱線が過ぎました。
この本を読む力は、大学を出れば身に付くとかそういうことではなく、歴史に謙虚に向かい合う気持があるかどうかでしょう。その気持ちがあれば、中学生が辞書を引きながらでも、理解できると思います。
さて、この『失敗の本質』は、ノモンハン事変やインパール作戦など、日本軍の個々の作戦がなぜ、失敗したか。経営学の組織論的な観点から分析しています。
≪日本軍の敗北要因≫
あいまいな戦略目的
主観的で「帰納論」的な意思決定
狭くて進化のない戦略オプション
人的ネットワーク偏重の組織構造
属人的な組織の統合
プロセスや動機の重視
たとえば、インパール作戦。
イギリスの補給地を壊滅させる・チャンドラ=ボースのインド独立軍に拠点を与えるとは、全く異なる目標です。
(河辺司令官が同窓の牟田口に)支邦事変での牟田口の失態を友達として挽回させたい・天長節までに天皇にインパールを差し上げたい…などは、決して混ぜてはいけない動機です。
動機に(個人的に)かわいそうだ、何とかしてあげたい、きれいな目標だ、有力者の…さんの意向だから…というのが混じっていると、どんな無謀な作戦でも通る。そういう日本的な体質を批判していますが、
安倍や小池そのものです。
二人とも、愛読書だそうですが、笑っちゃいますね。
オリンピックとの二股。(さらに卑怯なことに、小池はオリンピックが潰れたその次の瞬間、コロナ対策の陣頭に立っているかのように、自分を演出した。十億円以上の公費を使って)
二階のごり押しによる、GOTO。
読んだと称しているものが、正反対の行動を取る。
まるで、他人を殴っておきながら「殴られた」と称する、一種の精神病にかかっています。
どうにもなりませんね。。
■水際対策緩和、悩む政権 「世論」と「五輪」の板挟み
(朝日新聞デジタル - 02月03日 07:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6399265
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