昨夜はアンドラーシュ・シフさんによるスーパー・オール・ベートーヴェンプログラムを堪能しました。
シフさんの演奏をTVで観たのは確かベートーヴェンの後期三大ソナタの演奏会。ゆえに若くから
ベートーヴェンに取り締まれているのかと思えば50代から公の場で弾かれるようになった、との事。
今回はベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会でシフさんの弾き振り。ベートーヴェンの弾き
振りの生演奏を聴いた事があるが、それは大変。ご本人は1〜4番はベートーヴェンが弾き振り
で演奏したのだよ、と位に帰さないが。
1番はハ長調で明朗、楽しい曲だが演奏機会が少なく、1回しか生演奏を聴いた事がない。
今回カペラ・アンドレア・バルカというシフさんと懇意なメンバーによる室内管弦楽団であるが、
実は私も室内管弦楽団の演奏で聴いた。Op.15と言う初期の作品だが、ダイナミックなピアノ
の使い方はベートーヴェンらしい。終楽章ロンドはリズミカルな演奏であった。
一方の5番は偶々近日聴く予定があり勉強していた所であった。第1楽章第1主題が戦闘的、
対する第2主題が叙情的、と評された。第2楽章から終楽章へのブリッジでロ長調の主音シから
終楽章シ♭へ移行すると解説があり成程と思うと同時にピアノソナタ31番でも使った奥の手
ではないか、と思った。
拍手に応えてのソリストアンコール、ピアノソナタ第24番「テレーゼ」全曲。幾ら2楽章構成の
比較的短い曲とは言え全曲とは。
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