教員は、その都道府県の学校を転々と移動します。
そして定年を迎えますから、同僚の同僚まで数えると、かなりの数になります。数百人ではききません。芋づる式で繋がっているとは、このことです。
定年になったら、元の仲間と付き合うことになりますから、
「アイツのおかげで、酷い目に逢った」といううわさが流れないようにします。
たとえば、校長になっても、部下に対して厳しい叱責が出来ず、どうしても、見逃す…などのことになります。
教育委員会にも期待できません。
指導主事は、教頭級の人がなる場合が多いです。
もっとも、教員経験が豊富でないと、もめごとの解決は出来ません。経験がないとわからないことが多いからです。また、見ていると、一定以上の力量がないとなれません。ある指導主事さんは、私の目の前で、一瞬のうちに生徒の特性を見破りました。さすがです。
しかし、その指導主事さんも、大きな中学の教頭に転出し、校長に登用されるでしょう。
立派な方ですが、システムは、児童ではなく教師の味方をするようにできています。
システムの問題も大きいですが、
体質の問題もあります。
「地獄への道は、善意で舗装される」
誰もが素晴らしい長所を持っているのだから、仲良く話し合って…
などと寝ぼけたことを言っていたら、トラブルは解決できません。
予備校がその点恵まれているのは、ダメなヤツは首になるからです。どんなにいい人でも、熱心であっても勘弁してもらえません。
そのおかげで、ずっと付き合いたい良い同僚を、随分、失いました。悲しいことですが、
勉強しないと授業が上手くいかないなら、誰でも勉強しますし、工夫もしますから、授業のクオリティが高くなります。
いじめの問題は、「ハラスメント委員会」というのがあります。
法的な問題だということに気が付いているからです。
暴力などが仮にあったら、必ず警察に通報し、その場で退塾です。
それをみんな、なんとなく知っているからこそ、問題は滅多に起こりません。
冷たいからこそ、トラブルを解決できます。
ある首都圏の私立中高一貫校では、
いじめを解決できなかった教員は、首です。
授業担当ナシで、コピー取りなどをやらせて、追い込みます。
友人がそこに勤めて、「いじめの解決が最もしんどかった」と言っていました。
彼はドクター修了。古典が専門ですから、数学などと違って、一度考えたことの繰り返し。新しく考える必要がありません。東大の新傾向の問題でも、一瞬で答えが出ますから、教科の苦労は、ゼロですが、教室経営では、相当、苦労したようです。
そうしないと、ダメですね。
だから、その学校は、たとえば在日の方など、いじめられやすい立場の人が多く集まります。
大手予備校の名簿をみても、その高校の出身者は、
金田嚇顕君、木山京姫さんなどのの名前が目立ちます。
素晴らしいことです。学校の教員の力量は、教科指導だけではありません。
聞くところによると、
十年前ですが、世田谷の中学は、フォークダンスができなかったとか。
荒れていて、女子が私立に行き、男子のヤンキーみたいなのばっかりになったからだそうです。
■小学校が「いじめ傍観」 1年半放置、女児が視力障害に
(朝日新聞デジタル - 06月12日 20:41)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5660576
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